人財づくりの5つのコツ

こんにちは!


今読んでいる本に、幕末の思想家『吉田松陰』の人財づくりのコツっていうのが載ってたので丸ごとシェアしちゃいます。


まず、社会の知識なんて皆無な僕からしたら吉田松陰って誰?


って感じですが、↑↑この人。


彼が教える松下村塾からは、高杉晋作、久坂玄瑞、伊藤博文などなど明治維新を推進したそうそうたる面々を排出したそうです。


(伊藤博文しか分からなかった。)


この松下村塾で1年ちょっと教えただけで約80人の弟子を素晴らしい人財に育て上げたという、『能力を引き出す天才』として評価されてる人です。


で、そのコツっていうのが本当に単純な事なんですけど、とても参考になります。



1.弟子が自分に自信を持てるようにした


彼は一人一人に


『あなたの父はこんなに素晴らしい人で、母はこんなに素晴らしいひとですね。』


『あなたの生まれた場所はこのように素晴らしい所です。そんなに素晴らしい環境で生まれたあなたは本当に素晴らしい人だ。』


と話して、その人のいい点をとにかく褒めました。


そうする事で弟子が自分に自信を持てるようにしました。


2.一人一人の得意分野を聞いてそれを伸ばした


彼は弟子に得意分野を聞きました。そしてその得意分野を活かす事で自分の為、世の為、人の為に尽くすようにと話しました。


それが、自分にとっての“使命”だと教えました。


逆に不得意な事や欠点、短所には触れませんでした。


3.付き合う人全ての長所を見つけ、褒める


人の良い面を見つけて褒めるとその人の事が好きになる。


そして、好きになるとその人の為に全力で尽くそうとする。


彼は『どんな人に対しても、そのひとにとってよいと思う最善の事をしなさい。欠点の指摘をしたり、悪口は言ってはいけません。』と教えました。


4.良いと思う事はすぐにやる。悪いと思う事はすぐにやめる。


人間には良心があり、理性と知性があるからいい事、悪い事は分かります。


そして、その良いと思う事はすぐにやる、悪いと思う事はすぐにやめることが出来ることを“勇気”がある事だと話したんです。


彼は『勇気がある人になりなさい。』と教えました。


5.どんな事もプラス思考


彼はどんな事についても、プラスな発想をする様にと、教えました。


何事もプラスに考えるクセ付けが大切なんですね。


以上が吉田松陰の教え。


1.2は上司や指導者が主導して手伝うべき方法です。


3.4.5は自分で納得してクセ付けていくべきものです。


非常にシンプルなこの教えですが、とても大切だと思います。



、、、いつもの如く、改めて吉田松陰について調べてみました。


彼、29歳という若さでこの世を去っていた。


とても若くしてこの世を去っていたんですね。


しかも、船を盗んでペリーの黒船に忍び込んだり、


生涯で何度も法を犯し、何度も牢獄に入れられ、前科5犯だったそうです。


意外とぶっ飛んでいた。


ただ、それは新しいものを知りたいという探究心からくる行動だったんですね。



そして最後に、


生前、次世代に向けて発したこの言葉に僕の心は鷲掴みにされました。


『諸君、狂いたまえ。』


現状に満足せず、常識という壁を自ら壊せ!!


と、いうメッセージ。



では。

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