モチベーションは高くなくてもいい

部下を育てる時、


モチベーションをいかに上げるか


という所に注目する人は多いのではないでしょうか?


そして、元々高いモチベーションをキープできる部下ならいいんですけど


部下のモチベーションを上げてキープするというのはかなりの労力を必要としますよね。


でも、仕事を教える上で


僕は必ずしもモチベーションを上げる必要はないと思うんですよね。


それじゃあ仕事として成果が出ない。


そんな声が聞こえてきそうですが、


大切なのは


『プロ意識』


だと思います。


どちらもとても似てるんですけどちょっと違うんですよ。



モチベーションとは、


物事の行動を起こす時のパワーの源とでも言いますか。


このモチベーションは体調や気分に左右されやすい割と不安定なもの。



一方プロ意識とは、


文字通りプロとしての意識です。


たとえ体調や気分が優れていなくてもプロとして最低限のレベルはキープしなければならない感じ。


何となく、分かります?


僕が部下に対して基本的に最初に行う事はまずは“プロ意識”を持ってもらう事。


新卒者は言ってもまだ学生気分が抜けていないので徐々に社会に順応させていく事が必要。


で、その中で雑談しながら将来どうなりたいのかとか、


そういう話をしながらその子の目指したい理想像を探ります。


で、その時は僕も語りますよー!!
自分の夢について。


ま、またその話を聞いてる反応も見るんですけどね。


目つきが変わる子には語り続けるし、


あまり響いてなさそうならすっと引いてまた雑談。


響いてない子に対して語り続けても暑苦しいだけですからね笑


そういう人に語り続けても暑苦しすぎて心閉ざされます。


で、そんな揺さぶりを掛けながらちょっとずつモチベーションを引き出してあげるっていうのが僕のやり方です。


もちろん本人の成長スピードに関係してくるのはモチベーションなので高い方がいいんですけど、


エンジンが掛かるのにはどうしても個人差があるので


それまでちょっとずつ意識改革を行う感じですかね。


どちらにしても


『相手が何を求めているのか本質をしっかり見極め、それに対して全力で与え続ける』


事が重要なのではないかと。


モチベーションの上げ方とかって色んな方法があると思うんですけど、僕の基本形はこんな感じです。


そして、“プロ意識”と“モチベーション”の位置付けをしっかり分かっておくと、


部下の教育も少し変わる気がしませんか?


またそちらも参考までに。


では。

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