スランプの原因とジブリのあの画家がしたたった1つのアドバイス
人はだれでもスランプに陥る。
今まで悩むこと無くスラスラできていたことが、
急にできなくなる。
それがスランプだ。
できればスランプは避けたい、
好調を維持したい、そう思うかもしれない。
しかし実はスランプはあなたにとって
とても大切な成長の材料なのだ。
どうも、
名古屋の美容師、そして人間の研究家
亀田トオルです(`_´)ゞ
スランプとは一体何なのだろうか?
何かの記事で
「それまでなんとなく感覚でできていたことを理解して再現可能にしようとする過程で発生する、停滞の状態」
そう定義してあった。
わかりにくいと思うので、
「ブログを書くこと」で例えてみる。
Aさんは「発信が大事だ」という
知人からのアドバイスに従い、
ブログを書き始めた。
当初は「とにかく毎日書けば良い」
というアドバイスのもとどんどん書き、
1ヶ月ほど連続して更新することができた。
すると周りからはたまに
「読んだよ」
というコメントをもらい、
Aさんは「ブログって面白いかも」と思った。
そしてついに、
Aさんの記事が大きく読まれることになった。
有名なブロガーの方が記事を取り上げ、
ブログへのアクセスが急増したのだ。
Aさんは一躍人気ブロガーとなった。
そして少なからず
「これで自分も人気ブロガーの仲間入りか」
そういった自負も生まれた。
そしてAさんは
「もっと面白いものを書かないと」
そう意気込む。
そこでAさんは勉強を始めた。
“ブログの書き方”に関する本やサイトを読み漁り、
ブログの講習にも足を運び、
あるべき姿を模索する。
ところがその後すぐ、
Aさんは突然記事が書けなくなった。
書きたいテーマはあるのに言葉にならない。
どうしても書けない。
何を書いても平凡でつまらないものに見える。
1ヶ月連続更新できた頃の自分が、どうやって記事を書いていたのか、もう思い出せない。
スランプに陥ったのだ。
ジブリの「魔女の宅急便」では、
キキのスランプが描かれている。
それまで何の気なしに使えていた魔法が
突然使えなくなる。
そんなスランプの中で
出会った画家がキキにしたアドバイスが
「とにかくジタバタすること」だった。
ジタバタしてダメならとりあえずやめる。
そしたらまた絵を描きたくなるから。
新しい技能や考えに触れ、
自分の目が肥えてくると
今までやっていたものよりも
一段上のものが見えるようになる。
しかし今の自分は追いついていないので、
それを現実にやろうとすると
ギャップが生まれ、手が止まる。
これがスランプの正体なのだ。
そんな時は、
画家が言うように
ジタバタするしかない。
ひたすら試行錯誤を繰り返し、
自分のイメージと、
今の自分とを少しずつすりあわせていく。
そういった意味では、
スランプこそ新しいステージへの関門なのだ。
スランプがきたら諦めずにジタバタしてみよう。
ジタバタするのが疲れたら、
少し離れて俯瞰してみよう。
そのスランプは新しい世界が見えたからこそ、
スランプになっているのだから。
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