与えられた自由な時間、あなたならどう使う?


「明日から3日間、自由にしていいよ」

そう人に言われたとして、
あなたは何をするだろうか?
旅行へ行く?
好きなだけゲームをする?
撮り溜めたドラマを見る?

どうも、
名古屋の美容師、そして人間の研究家
亀田トオルです(`_´)ゞ
 
おそらくほとんどの人が
上の様な娯楽を選択するのではないだろうか。
もちろん僕もそうだ。
3日間もあれば海へ行きたい。
そして海の近くのホテルに泊まり、
夜は次の日のことを考えずに飲みまくるだろう。

しかし少し考えてみてみるとどうだろう?
「よーし!時間ができたからこのテーマについてやっと取り組める」
そんな人は恐らく稀だろう。

改めて自らのことを考えてみると、
僕を含めて多くの人は
“本当にやりたくて仕方がないこと”
を持っている人は中々いないのではないだろうか。
言ってしまえば僕の言う
「海へ行きたい」「飲みまくりたい」
というのも消費的な娯楽なのだ。
寝る間を惜しんででもやりたい
“何か”を持っている人は非常に稀だ。
 

少し脱線するが
僕達が受けてきた義務教育について考えてみよう。

日本だと約9年以上もの間、学校に通う。
実は義務教育の真の目的は、
基礎学力を身につけることではない。
義務教育の本質は、
規則正しい生活を身につけることと、
協調性を身につけることにある。
これは優れた従業者になる為には
非常に重要なスキルとなる。
朝はきっちり定時に来れて、
チームの和を乱さない人
というのは社会人として
最低限必要なスキルだからだ。

しかし、現代では少しずつ
問われるスキルが変わってきているのも事実だ。

どういうことかというと、
人から言われたことだけができる人、
つまり“指示待ち人間”の需要が
どんどん下がってきているということだ。
AIの発達からか何かは分からないが
“人間のアタマでしかできないこと”というのが
今必要とされるスキルの一つだといえる。

では“指示待ち人間”を脱却するには
どうすればいいのか?

それが冒頭で書いた
“本当にやりたくて仕方がないこと”
を掘り下げる経験だ。

人は、自発的に好きになり、
掘り下げていくスタンスを学ぶと、
誰から言われずとも生産的な活動を
自分で考えて行えるようになる。
つまり大切なのは学び方の姿勢なのだ。
自分が本当にやりたくて仕方がないことを
掘り下げていく姿勢さえ習得できれば、
勉強、仕事、趣味、分野など関係なく、
その人生はひときわ鮮やかなものになるだろう。
 
もしもあなたに
“本当にやりたくて仕方がないこと”
があるのであればとことん熱中すれば
今後それが強い武器になるだろう。

そしてもし今は何もなかったとしても
決して遅くはない。
カーネルさんがケンタッキーを立ち上げたのは
65歳の時だ。
人が何かを始めるのに遅いということはない。
“本当にやりたくて仕方がないこと”
を見つけ、ぜひ挑戦したいものだ。
では。

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