イマドキ主体性のない人が必要とされない訳


我々の美容業界は流れがとてもゆっくりだが、
近年では確実に必要とされる人材像が
変わって来ている。
いまどの業界でも

「主体的に動ける人」

が求められる傾向にあるからだ。

どうも、
名古屋の美容師、そして人間の研究家
亀田トオルです(`_´)ゞ

では、
主体的に動ける人とはどんな人なのか?
それは以下に集約される。

1.自分で目標を設定できる
2.自分で仕事の進め方を決められる
3.自分で自己成長ができる
4.自分で会社での役割を知る

要するに自分なりに考えて
会社に貢献できる人ということだ。
まあよく考えれば当り前のことだろう。
しかし、実はこの考え方は
ついここ50年ほどの考え方だ。

では以前はどうだったか?
以下は実際に僕が見た訳ではないので引用になる。

一昔前は人間がモノを創る時代だった。
できる限り効率を増大させることで
とにかく量産をする時代だ。
となるとどのようなマネジメントが適切かというと
働き方をできる限り監視し均等化する。
更に成果を果たすように圧力を与える。
とにかく身体を使って動く時代だ。
そこに労働者の「主体性」など必要なかった。

しかし今、勢いのある会社は
上のようなマネジメントを行なっていない。
つまり従来の様な
管理するマネジメントを採用せず
できるだけ自由な仕事の形を採用している。

会社の理念やビジョンに共感してもらえば、
あとは自律的に成果を出してもらう。
 
時代は“工業化時代”から
“情報化時代”へと変わった。
そうなれば当然必要とされる人材像も変わる。
「真面目に仕事してるのに報われない」
そういった人たちは
まちがいなくこれから増えるだろう。
その波は間違いなくジワジワと
美容業界にも浸透してきている。
 
指示に従って仕事するだけの人の価値が
どんどんと薄れていく。
“知識”が強力な武器となる現代においては
高度なセルフマネジメント能力が要求される。
もうだれもあなたを管理してくれない。
現代は自由な働き方を手に入れる
チャンスである代わりに、
自由を使いこなせない人にとっては、
少し厳しい時代となったのかもしれない。
では。

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