相手に選択させる〜AorB〜


皆さん、小さい頃、親に宿題をやれやれと


言われて


「えー今やろうとしてたし」


ってヤル気をなくした経験ってありませんか?


それを部下に、子供に思わせない為に、


今までの指示の出し方を


少し変えてみてください。


きっと当時のお母さんが


そのテクニックを知っていたら


きっと渋々でも


宿題をやっていた事でしょう。



どうも、

名古屋の美容師、そして人間の研究家

亀田トオルです(`_´)ゞ



では早速、


そのテクニックを紹介しちゃいますね。


そのテクニックとは


『相手に選択させる』ということ。


『ダブルバインド』=『二重拘束』


とも言います。


例えば、


何かAっていう商品を勧めたいとき、


Aをする行動を促したいとき、


「いやーAめっちゃいいんですよ。早く買いましょ!!」


とか、


「早くAをしなさい!」


なんてAばっかり推すと、


人はあまのじゃく的な部分をもってるんで


反発心が生まれるんですよ。


それを“心理リアクタンス”って言うんですけど、


それがAを勧める時、


Aをやらせる時、


上手くいかないんですね。


そこで、じゃあどうするのかって言ったら


比較出来るBっていう対象物を出すんですよ。


AorB


そんな提示のしかたをするんです。


そうすると人の心理的習性があって、


与えられた選択肢の中で


答えを見つけようとするんですね。



つまり、選択肢がAしかない場合、


買うor買わない


やるorやらない


の選択肢なのに対して、


Aを買う(やる)orBを買う(やる)


っていう選択肢の場合、


もう既に買う(やる)事が


決まってる前提での選択なの分かりますか?



じゃあ冒頭の宿題に当てはめるなら


「宿題やりなさい!」


って聞いたとしたら


「えームリムリ!やらないし!」


って言ってくる可能性が高いんですよね。


だから、質問の仕方を


「宿題か掃除、どっちやる?」


元々掃除嫌いな子供にこう聞いてみたら


「えーじゃあ宿題やるわー」


ってなる可能性が高いですよね。


相手に投げ掛ける質問を少し変えるだけで


相手の行動って違ってくるんですよ。





では。





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