得意なことをやらなければ成果は出ないという当たり前の話。


先日こんな質問をされた。
「働く時に重要なことはなんですか?」
かなりざっくりとした質問だが
個人的にはこの質問に対する回答は
1つしかなかった。

どうも、
名古屋の美容師、そして人間の研究家
亀田トオルです(`_´)ゞ

「働く時に重要なことはなんですか?」
それに対する回答とは、
“成果をあげること”だ。

僕らが働くのは成果を出すためであり、
会社という組織が社会において
存在を許されているのはすべて、
成果をあげることができるからだ。
成果が出なければ僕らは仕事を失い、
会社は潰れる。
 
ではどうすれば求められる成果をうまく、
コンスタントに生み出せるのだろうか?

こんな話がある。
僕の知人は営業マンをやっていた。
彼の勤める会社は老舗であったため、
いわゆる“お得意さん”を相手に
セールスを行う会社だった。
しかし彼はルートセールスがどうも苦手だった。
彼はプライドが高く、
そのような環境には我慢がならなかったのだ。
そこで彼は転職し、
次の会社では“新規開拓”にひたすら集中した。
彼は初対面の客と話すほうが気楽で好きだったし、
気に入らない客はすぐに切って、
別の客を開拓すればいい、
と思っていたからだ。
彼は転職してすぐに成果をあげた。
 
彼の様に成果をあげる上で重要なのは、
自分のやり方や考え方がうまくハマるかどうか、
言い換えれば、強みが生かされるかどうかである。
現にピーター・ドラッカーは
「何事かを成し得るのは、強みによってである。弱みによって何かを行うことはできない」
と述べる。
結局のところ、
自らの強みを知り、
強みが活かされる仕事のやり方をすること。
これ以外に成果をあげる方法はない。
 
となると当然、
「自分の強みとはなんだろうか?」
「強みを知るためには何をすべきだろうか?」
と疑問が浮かぶだろう。
しかし「あなたの強みは?」と聞かれて、
的確な答えを出せる人は少ない。
「自分の強みはわかってるよ」という人ですら、
大体自己評価と他者評価の結果が
ずれていることがほとんどだ。
 
結局のところ、
自分の強みは5年、10年と働いた後に
ようやくうっすらわかる、
という程度のものである。
「頼まれた仕事を断らない」
ということの重要性はその為だ。
 
自身の強みを知り、そして成果を上げること。
これが仕事に必須の考え方である。
では。

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