あなたの代わりはいくらでもいる。
「あなたのスキルは何ですか?」
そう聞かれた時あなたは何と答えるだろうか?
あなたがもし美容師なら
髪を切る、染める、パーマをかける
そんなところだろうか。
もしあなたがそれだけしか
スキルを挙げられなかったとしたら
あなたの代わりは他に50万人いる。
どうも、
名古屋の美容師、そして人間の研究家
亀田トオルです(`_´)ゞ
今美容師は日本に
約50万人近くいると言われている。
ということはあなたと同じスキルを持つ人が
日本に約50万人いるということになる。
言い換えれば
あなたの代わりが50万人近くいるということだ。
それを踏まえた上で本題へ移ろう。
先日、何かの記事で、
「スキルの掛け算」というのを目にした。
スキルの掛け算とはその名の通り、
2つのスキルを掛け合わせるというものだ。
その記事はITの業界について書いてあった。
それを美容という業界で
落とし込んでみよう。
髪が触れるというスキルだけしか
持っていない場合、
冒頭にも述べた様に自分と同じスキルを持つ人が
50万人近くいる。
つまり、スキルとしての希少価値としては
あまり貴重なものではない。
そこに例えば
メイクが出来るというスキルを掛けると
対象者が50万人から少し減るだろう。
更に、文章が書けるというスキルを掛けると
かなり少なくなる。
そこにマーケティングのスキルを掛ければ
希少価値はさらに上がる。
これが「スキルの掛け算」というものだ。
美容師として髪を触れるスキルだけを持つ人、
髪の毛、メイク、文章力、マーケティングのスキルを持つ人、
どちらが会社にとって貴重か、
また、個人として力があるか、
察しはつくだろう。
しかし、一つの会社に長く居ると、
どうしてもスキルの掛け算になりにくい上、
「掛け算が重要」
ということにも気づきにくい。
元々職人気質の強い美容師の世界、
「一つの事を極めなければ」
そう思ってしまう傾向にある。
むしろそうすることが美徳だと洗脳される。
しかし、今これだけ美容師人口が増えた中で、
一歩抜きに出る為には
「スキルの掛け算」
は必須ではないだろうか。
仕事や研究は必ずしも一つの分野で
成果を出す必要はない。
組み合わせ次第で、
誰でも成果を出すことは出来る。
実際、これまで成果を出してきた人は
「新たな組み合わせ」
を実現して成果を出してきた。
普通のスキルを、
自分なりの組み合わせで、
誰も真似ができない様な
貴重なスキルに誕生させる。
はたしてあなたの代わりは何人いるだろうか?
これからの時代を生き抜く為には
スキルの掛け算が
重要な役割を果たすかもしれない。
では。
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