デキる部下が経験する“ある共通の経験”


上司なら誰でも部下の成長を望むはずだ。
しかし、どうすれば部下が成長できるのか、
実際のところ理解できている人は少ないだろう。
色々な話を聞く中で、
デキる人達は“ある共通の体験”
をしていることに気がついた。

どうも、
名古屋の美容師、そして人間の研究家
亀田トオルです(`_´)ゞ

人が大きく成長する、
“ある共通の体験”とは一体何なのか?
結論から言おう、それは

「成功体験」

を味わうことだ。
今日は部下のレベルが上がる為に
必ず必要なステップである
「成功体験」について考えていく。

成功体験はノウハウの法則化に気づき、
自信を付けさせ、
仕事を好きになるきっかけを与える。
 
デキる人達の自信は、
数々の成功体験からくるものが
多いのではないだろうか。
つまり、成功体験を繰り返し
デキる人になっていく。
 
しかし、
成功体験を積ませることは意外に難しい。
なぜなら「成功」は
それほど簡単に手に入るものではないからだ。

例えば、苦労の末、
やっと勝ち取った感動的な成果!!
それは理想的な成功体験といえる。
しかしそんな都合の良い状況は
そう簡単に生まれない上、
仕事のほとんどが地味なルーティンワークだ。
その様な物語性などあまり期待できない。
しかし、成功体験は
何かを乗り越えたという実感無しには
得られないのもまた事実だ。
だから、成功体験を与えることは難しい。
大抵の場合成功体験を味わう前に挫折してしまう。
 
そう、成功体験を味わってもらうことは
そうそうできることではない、
とても難しいこと、、、なのだろうか?

実は、そんなに難しいものでもない。
方法はあるのだ。
なぜなら最も簡単に与えられる成功体験は、
上司に勝つことだからだ。
上司次第で、
いつでも成功体験は与えられるということだ。
意見でも、技術でも、
部下に花道をもたせてやることは出来る。

部下に負けてやれば良い。
簡単なことだ。

常に完璧、
ミスをしない、
部下を打ち負かす有能な上司の元では
人はいつまでたっても育たない。
子供も同じで、
親がいつまでも
手を掛けていたら子供は自立しない。
子供は反抗期が来て
いつか親を越えて、
一人の大人として自立する。

部下を育てる上で、
もちろん手抜きは良くはない。
しかし頑張った部下には
少し早めに花を持たせてやっても
良いのではないだろうか。
上司を越えたという経験は、
部下にとってかけがえのない成功体験と言える。

実際のところ部下に負けてあげられる上司は
どれ程いるだろう。
己のプライド、上司としての意地、
これらがあっては
部下に成功体験を味わせられないどころか、
部下の成功体験を潰しかねない。

あなたは
自分のプライドと部下の成長、
どちを選ぶだろう?

 では。

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