デキる上司はなぜ言った通りにやらない部下を欲しがるのか?


言っても出来ない部下、
言った事しかやらない部下、
言った事以上をする部下、
言った事に改善を求める部下、
部下には様々いるが、
真に有能な上司は
「言った通りにやらない部下を欲しがる」
と、言う。

どうも、
名古屋の美容師、そして人間の研究家
亀田トオルです(`_´)ゞ

何も案を出さず、行動もしない人材は三流。

案は出さないが、
言ったことをきっちりやり切る人材は二流。

上司が言ったことに対して
自分の案や改善案を提示し、
それをやり切る人材は一流。

こんな記事を目にした事がある。

もちろん
「言う通りにやらない」のと、
「許可を得ずに勝手にやる」
のとは全く異なることだ。
会社は組織であり、
ルールもある。
だから勝手な行動はもちろんいけない。
しかし、
「こっちの方が良いと思うんですけど
と言ってくる部下は
評価すべきではないだろうか。
 
しかし、
そんな事を言っても実際
「言った通りにやらない部下」
を前にした時、
どれだけの上司が
部下の意見を尊重して任せられるだろうか。
「上司に対して意見を言うとは生意気だ」
「上司としてナメられてるんじゃ」
そんな事を思う上司は
実際少なくないのではないだろうか。

そう思う要因を探っていくと実は、
上司が自分に自信がないだけだったりする。
部下を従わせる事で自分が上司だと
主張したいだけだというケースだ。

逆に言えばそうすることでしか
上司としての立場を示すことが出来ない
という事になる。

もう一つ、
言ったとおりにしかやらない部下を育てると
デメリットがある。
それは責任を負う事をしなくなることだ。

自分が考えた案ではないから
部下からしたら責任なんて負えません。
自分は上司に言われただけ、
最終的な責任は上司にあるからだ。

考えてみれば当たり前のことだ。

言ったとおりにやらない部下は、
自分が修正を加えた案だから責任感が違う。
だから何が何でもやりとげてしまう。
結果が違ってくるのは当たり前なのだ。

自ら考える精鋭を育てるのも上司だ。

思考停止の奴隷を育てるのも上司だ。


あなたはどちらを選び、
どう育てるだろうか?


では。

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