質問に答えない上司の話


部下を持つ上司なら、
部下から質問を受ける事は
少なからずあるのではないだろうか。
それに対する上司の受け答え次第で
部下の成長率は大きく変わる。
あなたはどう答えているだろうか?

どうも、
名古屋の美容師、そして人間の研究家
亀田トオルです(`_´)ゞ

「部下の問題に答える」
それは部下を育てる上で当たり前のことだ。
しかし、
長期的な視点で部下の成長を考えた時、
上司として
「質問に答えること」が
部下の成長を阻害しかねないというのも
知って置く必要がある。

ではどうすれば部下の成長を
促す事が出来るのか?
それは、

自分で考え、答えを導き出させる

ということが必要となる。
つまり、部下に質問されたことを
すぐに答えてしまったら
自分で考えない人材が育つ。

だから部下から質問を持ち込まれた時、
上司が適切な質問をすることで、
部下が自分で最善の解決策を見つける
手助けをする。

更に言うなら
人は自分で導き出した答えしか
長期的に覚えていることは非常に難しい。

そこで有効なのは、
特定の答えを求めない質問をする事。
「なぜ?」
「どうやって?」
「どんな?」
といった言葉で、
部下が自分の答えを見つけるまでの
道筋をサポートし、
自分の力で問題を解決させる。

そうやって当事者意識を高める事で
部下自身の“理解度”が増す。
また、
自分で問題を解決できたという
“自信”までつくのだ。

正直、部下の質問に対し
寄り添って答えを出させることは
ものすごく面倒くさい。
質問にただ答える方が
時間も、頭も、神経も使わない。
ただ、自分で考え、
自発的に行動の出来る部下を育てる為には

「人に力をそそぎ込むこと」

そこは妥協してはならない。

部下自身に
「自分は力があって有能だ」
という自信に満ちた意識を吹き込むこと。
それが部下の
思考力や問題解決力の開発を促し、
目の前の問題に対して解決策を考え、
独りの力で対処できる様になる。

あなたは
部下の質問に対しどう接しているだろうか?
部下の質問に対し上から答えていては
部下は育たない。
部下に寄り添い、
部下をサポートし、
部下自身の力で答えを導き出す事が
大切になるのだ。
では。

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