信頼できる人ってどんな人?


人に頼みごとをする時、
一つ目安にしていることがある。
そしてその際、大体が2通りの
行動パターンに分かれる。
雑務を嫌々やる、又は避けるタイプと
雑務を丁寧にやるタイプ。
この両者から一つの指標として、
得られる情報は多い。

どうも、
名古屋の美容師、そして人間の研究家
亀田トオルです(`_´)ゞ
 
雑務が好きで好きで仕方がない、
「待ってました!よろこんで!!」
と、進んで引き受ける人は
おそらくなかなかいないだろう。

しかし、
結局は誰かがやらなければならない
となった時の対応で、
その人が信用できる人物かどうかが分かる。

その理由としては以下の通りだ。

1.雑務でも丁寧に行えるという事は仕事に面白さを見出す能力があるという表れ

面白くもない仕事ははかどらないし結果も出ない。
仕事が面白くなるかどうかは
「どんな仕事をするか」
ではなく、
「どうやって仕事をするか」
で決まってくる。
雑務を自ら丁寧に行える人は仕事の中で
面白さを見出す能力があるととれる。

2.『神は細部に宿る』という言葉がある

仕事をする中で、
僕等美容業だと髪型を作る事が仕事。
髪型のデザインは様々だが、
ぱっと見では気付きにくいからこそ
気付いた時に感動を覚える部分が細部なのだ。
細かいところに驚きがあるかどうかで
「こんなところまで丁寧にしてくれるのか」
という感動を与えることが出来る。
雑用を丁寧にやる人は
細かいところまで手を抜かない。
財布やバッグ、何にでも共通するが、
一流の製品とはデザイン性ではなく、
細部の作り込みがその物の良さを決める。
「まあこんなもんでいいだろう」
と、雑務だからと手を抜く人は
人として一流とは言えない。

3.雑務を丁寧にやる人は、我慢強い

成果を挙げる上で重要なのは、
我慢強さや、継続する力だ。
雑務からさっと逃げる人は
自分の損得で物事を判断する習性があり、
自分に利益がないと分かると
手抜きをしたり、逃げたりする。

大切な仕事を任せる時、
どちらに仕事を任せたいだろうか?
自分がお客様だったら、
どちらに髪をつくってもらいたいだろうか?

雑務に取り組む姿勢は、
その人の性格を知る上で良い指標になる。

見方を変えればただのいいヤツで
そういう人には頼みやすいが故に
雑務が増え、結果的に
仕事量が増えてしまうかもしれない。
つまり合理的な人とは言えないかもしれないし、
要領が悪いと捉えられるかもしれない。
しかし、
少し古い考えかもしれないがそういう人こそ
信頼できる人ではないだろうか。

では。

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