ムダから学べ


仕事の効率化、生産性
仕事でよく耳にするワードではないだろうか。
単純な話、ムダをなくして
有益なものを追い続ければ
成果をいち早く手にすることができる。
しかし何においても効率化や生産性を
追い続けることばかりが良いとは限らない。

どうも、
名古屋の美容師、そして人間の研究家
亀田トオルです(`_´)ゞ

少し難しい話にはなるが
日本は明治維新以降、
西洋の文化を取り入れ、
アメリカやイギリスなどの
西洋諸国に追いつく為にとにかく“物”を
たくさん、安く作る必要があった。
そこから“効率化”が生まれ、
多く物を生み出す事が良いとされて来た。

その結果、
今の日本には物があふれ返っている。

そして情報化社会である現在では、
必ずしも“効率化”は
良いことばかりとは限らない。
ムダなことから学ぶものは多い。
データや数字では分からない
個性、創造性、センスなどといったものは、
色々遠回りをして、
良かった物や
良くなかった物から学び、得られる。
 
数値化できるムダは
工業化時代に習って排除すべきだ?
光熱費、材料費などがそれに当たるだろう。
しかし個性、創造性、センスなどに関わる
ムダは人の知性や感性を強化するムダとなる。
つまり必要なムダだということも大いにある。

時として全く関係の無いところから
アイディアのヒントを発見することがある。
多くの失敗やムダは、
実は成功のための必要な
材料であるとすれば、
あながちムダも切り捨ててばかりでは
いられないのではないだろうか。
では。

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