期待する上司と冷める部下の話
上司と部下との間に
感覚の差が現れることはしばしばある。
上司からすると熱心に教えている!
そう思っていても
部下からすれば
教えてもらっているという実感が
あまりないことがある。
なぜこのズレが起きるのか?
どうも、
名古屋の美容師、そして人間の研究家
亀田トオルです(`_´)ゞ
上司が部下に時間を割いている割には
当事者は成長している実感が無い
そういったケースはよくある。
それはかなりの温度差だ。
なぜその様な差が生まれるのか?
そんな上司によく見られるのが、
基本的に
ダメ出ししかしていない
という事実である。
更に詳しく説明するなら、
上司として当たり前にやっている
・部下の質問に答える
・出来ない部分を指摘をする
という行為、
実はこれが部下との温度差を
生んでいるのかもしれない。
「できていない」というダメ出し
「とにかく勉強しなさい」という指示
「努力が足りない」という注意
もちろん上司は部下を見ているし、
部下を注意もする訳だから、
教えている実感はある。
ただ、部下からすると
ダメなことはわかるけど、
何をどうすれば良いのかがわからない。
という状況に陥るわけだ。
暗闇の中を手探りで歩かされ、
間違った方向に行ったら怒られる、
そんな感覚であろう。
じゃあ、どうすれば部下に
成長の実感を持たせることができるのか?
まずは上司が部下に
具体的な目標を与えると
いいかもしれない。
放任することと任せることとは違う。
つまり、
「到達すべき目標を与える」
ということ。
これは、成長実感の本質が
「目標をクリアすること」
にあるからだと言える。
ゲームの様に、
レベルアップが目に見えて実感出来れば
目標をクリアすることが明確になり、
成長が実感しやすい。
だからゲームにハマる人は多いのだ。
更に忘れてはならないのは
到達点は2つのレベルで用意すること。
つまり、
近い目標と、遠い目標だ。
ゲームで言うとボスがいるだけじゃなく
中ボスもいるから途中で達成感を味わえる。
もしも、
部下に高い水準を求めるのであれば、
当たり前だが
どのようにモチベーションを保つかが
キモとなる。
そこで重要なのは、
上司と部下が力を合わせて試行錯誤する。
そして設定した目標をクリアさせること。
そうすれば、人は自然についてくる。
成長の実感がない部下は多い。
ただ一方で上司はしっかり
世話をしていると感じている。
上司と部下のギャップを埋めるためには
遠い目標と近い目標、2種類を用意する。
そしてやるべきことの具体的な指示を出す。
協力して乗り越えれば、
部下の成長の実感は高まる。
そしてもれなく、
部下からの信頼も得られるのではないだろうか。
では。
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