「自分も」←これに該当する人は、、、
人たらしの条件として、
『知らないフリ』はかなり使える。
今日はそんな色んなシーンで使える
“知らないフリ”について考えていく。
どうも、
名古屋の美容師、そして人間の研究家
亀田トオルです(`_´)ゞ
客『旅行でハワイに行ってきました!』
美容師「あ、自分も行ったことあります」
『ダイヤモンドヘッドに行きました!』
「あ!自分も行きましたよ!!すんごい綺麗ですよね〜」
↑お客様がハワイに行ってきた時、
多くの場合はお土産話を
“とにかくしたい”
という気持ちが強い。
上の様なやり取りは
一見するとお客様の話に対して
「共感」している様に見える。
しかし、
ハワイの話をするお客様側に立って
少し考えてみてほしい。
美容師の
「自分も」
というワードによって
会話の主導権が美容師側に
移行したことがわかるだろうか。
それを踏まえた上で、
もう一度あなたが
ハワイに行ってきたお客様だと思って
見ていただきたい。
客『旅行でハワイに行ってきました!』
美容師「あ、自分も行ったことあります」
『ダイヤモンドヘッドに行きました!』
「あ!自分も行きましたよ!!すんごい綺麗ですよね〜」
もしあなたがお客様の立場だったら、
会話のキャッチボールをする中で
美容師の
『行ったことあります』『綺麗ですよね〜』
の後に返す言葉は
「そうなんですね!」「ですよね〜」
意外に思いつくだろうか?
美容師の
『行ったことあります』『綺麗ですよね〜』
の後にさらに主導権を自分に戻し、
ハワイについて、
ダイヤモンドヘッドについて、
説明できるだろうか?
おそらくできない。
まだ話し足りない
不完全燃焼のまま、
話の主導権を
美容師に譲るパターンが出来上がるわけだ。
こういったパターンはナチュラルすぎる為、
お客様からしても
「主導権をとられた!!」
なんて気付かないケースがほとんどだ。
大して気にとめる訳でもなく、
自然な会話として過ぎ去っていく。
ただ、
人たらしはそこを見逃すわけにはいかない。
客『旅行でハワイに行ってきました!』
「ハワイいいな〜どこ行きました?」
「何泊ですか?」
『ダイヤモンドヘッドに行きました!』
「え!!聞いたことあるけどわからない!山ですか?」
人は知識が自分と同等、
あるいは自分以上の人に
ものごとを説明するのは
ストレスがかかる。
先輩にプレゼンするのか、
後輩にプレゼンするのか、
の違いだと思うと
分かりやすいかもしれない。
“なぜか話しやすい人”は、
無意識に知らないフリをする。
一度相手の立場に立って、
どんな人を相手にした方が
本音で話せるか、
考えてみるといいかもしれない。
では。
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