行動しないヤツにイライラする前に
「これやった方がいいよ」
そう助言されたとしてどれだけの人が
すぐに行動に移すだろう?
、、、おそらくあなたも察しがつくだろう。
人は例えそれが良いと分かっていたとしても
実際にはなかなか行動に移せないものだ。
どうも、
名古屋の美容師、そして人間の研究家
亀田トオルです(`_´)ゞ
そもそも、なぜ人はすぐに行動が出来ないのか?
それは
快適な領域から出ない様に
潜在意識にインプットされているからだ。
つまり、元々人の根本は新しいことに
チャレンジしない様に出来ているということだ。
言い換えれば現状維持が一番生きていく上で
都合が良いのだ。
何度もブログでは書いているが
自分の縄張りから外へ出る、
つまりチャレンジするという行為は
未知の領域でどんな危険があるかわからない。
だから人として、又は動物として
命を守ろうとする本能が
「自分を守る為に行動しない」
という決断を下すのだ。
野生界で生き抜くためには当然の選択だ。
無意識の中にそのように考えるのが人間である。
そして助言する立場の人は
そのことをしっかりと捉えておく必要がある。
ではそれを前提に、
どうすれば行動に移してもらえるのだろうか?
人が行動に移す時は、
あなたの言葉が相手の心に響いた時だけだ。
だから相手がピンとくるまで
言い続けなければならない。
そして心に響くタイミングは大幅な個人差がある。
1週間で響く人もいれば、
2〜3年かかることもある。
人間である以上必ずこのタイムラグがあることを
覚えておく必要がある。
間違っても
なかなか変わらず行動しない相手に対して
責めたりしてはいけない。
あなたも経験ないだろうか?
学生時代にずっと言われてきたことが
社会人になってからやっと理解出来、
その時初めてかつての恩師に感謝する。
その様な経験はまさにタイムラグから生まれる。
この様に実際に自分が必要に駆られなければ
なかなか真の意味で理解できない。
人によって何年もかかるかもしれない。
それでも、
自分達教育する立場の上司は、
かつての恩師がそうであった様に
“今”だけではなく、
何年後、何十年後、
部下の人生の中のどこかで
心に響く言葉を投げかけ続け続ける必要が
あるのかもしれない。
では。
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