「自由」の取り扱いについて考えてみた
今、美容業界では起業やフリーランスとして
「自由」を手に入れる人は多い。
自由を手に入れれば自分の好きな時に
働けばいいし休めばいい。
組織に属していた時と違い自分の好きにできる。
しかし、案外「自由」の取り扱いは難しい。
どうも、
名古屋の美容師、そして人間の研究家
亀田トオルです(`_´)ゞ
「自由は怖い」とは言っても、
実際何が怖さとしてあるのか?
それは組織から一人になった時、
自制ができるか?
という部分にある。
見張りがいない恐怖
組織には自分を見張る上司がいる。
上司にも、上司を見張る上司がいる。
組織の中では妥協すれば叱られるという
“他人の眼”のある中で動いていく。
一人になれば何を良しとするのか、
厳しさのレベルは
自分で決めることになる。
「想像以上に人間は弱い」
ライザップが流行ったのも、
一人でダイエットできない人が多いからだろう。
それだけセルフマネジメントは難しいのだ。
自分で決めなければならない
組織に属していれば
自分で決める必要と責任が少ない。
決め兼ねていれば指示してもらえるし、
最終的な責任は上司にある。
一人になれば全て自分で決めなければ
誰も決めてくれない。
数字や締め切りに追われる会社員は
「数字や締め切りがなければどんなに楽か」
と思うかもしれない。
でも、実は数字や締め切りが
既に決められているということは、
とても楽なことだ。
自分で数字や締め切りを決め、
それを遵守することの方が余程難しい。
人のせいにできない
組織の中であれば、
一人でやる仕事はあまり無い。
だから何かが上手くいかないとき、
人のせいにしようと思えば
いくらでもできる。
「○○さんが早く終わってくれてれば」
「○○さんがあの判断をしなければ」
携わる人が多くなればなるほど、
人に甘えることができる。
自分しかいなければ、
人のせいにすることはできない。
自由を手に入れるということは、
色々な縛りから開放されることを意味する。
自分を縛り付けるものから開放された時、
一人の人間として「丸裸」になる。
つまり自分の弱さの誤魔化しが
効かなくなるから
それが「自由」の本当の怖さだといえる。
そうなった時、
自由を追い風にできるのか、
自由に溺れて衰退するのか、
本当のあなたの実力が問われるのだ。
では。
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