アウェイを乗り切る方法
昨日はアウェイに立った時の
人が感じる不安感について考えていった。
では今回はそれを分かった上で
どう対処すればいいのか?
について考えていこう。
どうも、
名古屋の美容師、そして人間の研究家
亀田トオルです(`_´)ゞ
先日話したが、
縄張りを出ない様に考えるのが
動物としての本能だ。
実はそれを抑えるにあたって、
大きな役割を担う脳の機関がある。
それは「大脳皮質」だ。
大脳皮質の働きは、
想像したり、考えたり、知識を得る、
といった人間らしい行動を司る。
人と動物が違うのはここが大きい。
つまり、大脳皮質をうまく使えば
理論や理性によって本能を
コントロールして抑えることができる。
だから人は船や飛行機で
色んなところに行くことに対する恐怖を
大脳皮質の理論や理性で
押さえ込むことで
ここまで進化することができた。
ではその大脳皮質の理論や理性を
どう引き出すのか?それは、
「言語情報」
によって引き出すことができる。
と、言われても難しいと思うので、
わかりやすいのが
子供が転んで泣いている時、
「痛いの痛いの飛んでけ〜」
によって痛みを忘れてしまったりすること。
これが言語情報による安心感だ。
つまり、
それまで痛かったはずなのに
それがいきなり無くなってしまったり、
医療なんかでも、
不治の病が架空の手術を行ったことで
回復してしまった、という事例があったり、
催眠術なんかは正に
言語情報による効果だと言える。
人の神経や気持ちは案外簡単に騙される。
だから新しい環境に行った時ほど、
言語情報を自分に入れることで
人は安心することができる。
新しい場所での言語情報とは、
職場の人とのコミュニケーションだ。
そういった言語情報を
脳に入れてあげればあげるほど人は安心する。
逆に、黙って言語情報を
遮断すればする程不安になっていく。
本を読んで目から言語情報を入れる、
人と交流して耳から入れる、
新しい環境の言語情報を入れることで
人は不安が取り除かれる。
新しい環境に行った時、
人と積極的に交流すること、
それが脳科学に基づいた新しい環境での
アウェイを乗り切る方法なのではないだろうか。
では。
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