教えていた本人が一番学んでいたという事実


何かに書いてあった言葉で
「教えるは学ぶの半ばなり」
というのを目にした。
古い中国の言葉で、
「人に教えるとき半分は自分にとってのお勉強なんです」
そんなニュアンスの言葉だ。
今日はその教えることでの
自分の学びのしかたについて考えていく。

どうも、
名古屋の美容師、そして人間の研究家
亀田トオルです(`_´)ゞ

まず、人に教える上で
自分自身の勉強に変える目的としては
↓これではないだろうか。

自分の知識を見直す

知識や経験を整理する過程で、
自分が曖昧にしてきた部分や
抜けをチェックし、
それが足りなければ
穴埋めをする為にまた勉強する。
見直す過程を踏まなければ、
自分の知っていることを説明するだけだから
自分の成長に繋がることは期待できない。
自分の説明が分かりやすいかどうか、
振り返ることが学びとなる。

次に、↓これもすごく有効となる。

無意識の意識化

元々デキる人に多い傾向にあるが、
当たり前に出来てることを
人に伝えることは案外難しい。
「こんな感じ!」
「パッパッてやればできるよ!」
流石にこれでは伝わらない為、
実際になぜ自分が出来ているのか?
難しいポイントは何なのか?
頭で理論的に考える必要がある。
つまり無意識でやっていたことを
洗い出して考えるから
より自分の頭の中にも刷り込まれ精度が上がる。

そして人に教えていて
案外勉強になるのが↓これだ。

違った学び方を知る

性格、価値観、得意、不得意、
それぞれ違う為、
同じことを目の前にしたとしても
人によって捉え方や腑に落ちるポイント、
乗り越え方が違う。
1つずつ課題を分析しながら
慎重に学びたい人もいれば、
とにかく体を動かしながら
行動しないと分からないという人もいる。
そう考えると実は
自分と同じ成長をしない、
なかなかうまく成長しない
部下が現れた時こそ、
学べるチャンスだといえる。
 
自分でやったほうが早い。
部下に教えても時間がかかるから
自分がやってしまおう。
その考えが実は自分の成長を
止めてしまっているのかもしれない。
では。

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