嫌われ者の短所に目を向けてみた


人が成長する上で、
「得意なことを頑張ろう」
とか、
「好きなことだけしよう」
といった長所を伸ばすことに
重きを置く考えが主流となってきた。
と、いう僕もよくそんな記事を書いている。
では短所はやっぱり克服しないくても
見ずに成長していったほうがいいのか?
今回は短所、
つまり不得意なことに注目して考えていく。
 
どうも、
名古屋の美容師、そして人間の研究家
亀田トオルです(`_´)ゞ

最近では
“長所進展法”
が注目されている。
褒めましょう、
いいところを見つけましょう、
得意な部分をのばしましょう、
といったものである。

では不得意分野や嫌いなことは
努力に見合わないから切り捨てればいいのか?
又は長所を極力見る為、
短所はあまり見ない様にしたほうがいいのか?

結論がから言えば、
本人がどのレベルを目指すかによって
どちらを選択するべきかが決まる。
更に言うならやっぱり困難の克服によって
得られる成長はデカイ。

長所を伸ばすことは“初心者向け”の努力

短所を克服することは“上級者向け”の努力

と表現するとわかりやすいかもしれない。

短所を持つ人はそれを短所としない人が
簡単にできることを
他の能力と掛け合わせながら克服していく。
一見これはものすごく遠回りに見える。
しかしこの遠回りが
通常の人では気付けない様な発見があったり、
意外な能力につながっていたりする。

例えば、
旅行に行くにも高速を使って
直線距離で走れば
すぐに目的地に着くかもしれない。
逆に下道で走ると時間がかかる。
しかしその道中で意外な店や
予想外のスポットがあるかもしれない。
そういった予想外の発見が
案外、旅の1番の思い出になったりする。
 
話を戻して
「得意なことを頑張ろう」
とか、
「好きなことだけしよう」
といった部分から考えれば、
下道を使う様なわざわざ遠回りする行為は
正直ムダが多い。
ただ、短所を克服する過程で、
寄り道をしながら成長することで、
独自性や人と違った得意が出来上がる。
それは長い目で見たら、
相当強い武器になるのではないだろうか。
 周り道は時に人を強くする。

あなたが将来、
好きなことや得意なことを
仕事にしようと思った時、
もしかしたら苦手や不得意な分野での努力が
役に立つことがあるかもしれない。
人より劣っているからこそ、
物事を深く見られるチャンスでもある。
案外寄り道も悪くない。
そう、目的地に着いてからが遠足ではない。
行きも帰りも、家に帰るまでが遠足なのだ。
では。

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