ワンランク上の知識の使い方とは?
教育論では
「部下は甘やかしてはダメだ厳しく教えろ」
という人もいれば、
「今時厳しくするだけじゃダメだ部下の成長に合わせて教育すべき」
という人もいる。
また、
「結婚と恋愛は別」
という人もいれば
「結婚してもキュンキュンは忘れてはダメ」
という人もいる。
いったいどっちが正しいのだろうか?
どうも、
名古屋の美容師、そして人間の研究家
亀田トオルです(`_´)ゞ
“部下を甘やかしてはダメ”派
の意見としてはおそらく、
部下を甘やかすことは結果的に組織を駄目にする。
厳しさのない組織は質を保つことができない。
といったところだろう。
“部下の成長に合わせて教育すべき”派
の意見としては、
厳しい上司の元では
部下はパフォーマンスを発揮できない、
むしろストレスが溜まるだけ。
部下の長所に目を向け部下の得意を伸ばすべき。
といったところだろう。
これを見てあなたは
どちらが正しいと思うだろうか?
、、おそらくどちらも正しい。
ただ、
「2つの意見があるんだな」
ということは認識しておく必要がある。
結婚観にしても同じことがいえる。
人は自分に都合のいいもの、つまり
“見たい”と思う現実しか見ようとしない。
部下に厳しくしてきた人は
“部下を甘やかしてはダメ”派に
「そうだ!」と言いたくなるし、
部下に優しくしてきた人は
“部下の成長に合わせて教育すべき”派に
「そうだ!」と言いたくなる。
ただ、1つの意見がたとえ正しく思えたとしても、
どちらか一方に肩入れしすぎるのは危険であり、
考え方の柔軟性を失う。
本当に知識を扱える人は
両論を知った上でどちらが
今の使いどきなのかを判断するのだ。
自分を正当化する為に知識を使うのではなく、
「どっちも正しいけど今はこっち」
と選択するのが、
ワンランク上の知識の使い方
なのではないでしょうか。
では。
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