器用なのはいいのですが。
こんにちは!
僕の部下にも色々なタイプがいます。
器用に何でもこなすタイプ、
不器用で習得に時間がかかるタイプ。
この二つのタイプを見てて
いつもどちらのタイプにも励ましと戒めを込めて言う事があります。
僕が頭の中でイメージしてる事を図にするとこんな感じ。
赤い丸が目指すべき答え、目標だとします。
周りの大きな黒い円がそこに至るまでの壁ですね。
この黒い壁を越えないと答えにたどり着けない。
まず、器用なタイプ。
図だと、太い矢印です。
要領良く真っ直ぐに壁を越えていきます。
このタイプは成長スピードが早いです。
とても素晴らしい!
ただ、一つ注意しなければならないのは、
ストレートで答えを探り当てるのでそれまでのプロセスが薄くなりがち。
部下に教える時に伝わりにくい、
また他の壁が出てきた時、引き出しが少ないので苦労する事が予測されます。
僕のイメージだと、壁は円形になっていて、
アプローチのし方と越えやすいポイントは人それぞれ。
下から、上から、横から、斜め横から、一つの答えを求めるのに色々なアプローチがあると考えます。
て、考えると一つの側面しか知らない器用なタイプの人は色々な側面からのアドバイスが難しい感じがしませんか?
そこへ行くと不器用なタイプは
とにかく壁を越えようと色んな側面から攻める為、
教える時にその引き出しの多さが役に立ちます。
そして、次なる壁が出てきた時引き出しが多い程壁を越えるのが楽になるんです。
少し不器用ひいきに言ってしまいましたが、
要は答えを探し当てるよりも、
それまでにどれだけ試行錯誤して壁にアプローチをするかが重要ですよって事。
すぐ目の前の答えを出すだけならストレートに行った方が間違いなく早いですよ。それは。
ただ、しっかり時間を掛けて土台を積み上げていくのも長い目で見たら重要なのかなって話です。
器用な人はそれが特技なのでそれに甘んじず努力を続ければそれこそ『鬼に金棒』相当なパフォーマンスを発揮することでしょう。
自分達が成長を続ける以上必ず壁は出てきます。
その壁がいつのタイミングでどれくらいのデカさかは分からないけど、
そのいつか来るであろうデッカイ壁に向けて今のうちに自分のレベルを上げて
しっかり土台を作っとくと後々が楽ですよ!
では。
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