気付く手助けをしてやるだけで成長できる
こんにちは!
今日は部下を教育する時、つい上から物事を伝えていませんか?っていう話。
僕はですけど、
まずは自分の考えや人の考えに関しては上、下関係なく相手との立場を平等に考えます。
もしくは自分が少し下くらいだと思ってもいいくらい。
それくらいでちょうど良かったりもします。
僕が部下に教える時は
『俺の意見としてはこうだと思うけど。』
っていう言い回しをする事が多いんですけど、
僕の意見はあくまで一意見。
それに共感すれば真似すればいいし理解できなければ別に聞き流してもらってオッケー!
っていうスタンスです。
何故かというと、
相手が欠点をいきなり突いてくるとその欠点を突かれた人は大抵自己弁護をするんですね。
その時点で素直に聞き入れれず、
一つ壁ができてその人の本音を引き出す事は難しくなるんです。
そこで、
その欠点をあえて褒めます。
そうすると自分の欠点って大抵皆うすうすでも分かってるから
自分から話し始めますよ。
そしたらその欠点に対してどうやっていったらいいのか一緒に考えるんです。
大前提として相手が素直に聞き入れられる状態を作り出してあげる事がとても重要です。
『お前はここができてないんだから直せ!』
ってストレートに言われたらたとえ事実だとしても素直に聞き入れにくい場合が多い。
『あんたのここすごいと思うわー』
ってあえて欠点を褒める。
もしくはそれに関連した所を褒める。
すると元々欠点に何となく気付いている本人は、
『いやいや、違うんですよ。実はいつもここが、、』
って自ら話してくれる。
相手から欠点をあぶり出すんですね。
そして実際話す中で自分で問題点に気付くんですよ。
結局その後は欠点について話し合うんですけど、最初のアプローチ一つで響き方が全然違ってくるんです。
自分が言うんじゃなくて、
相手の口から言わせる。
この違いが部下の成長スピードを左右します。
自分ならどんな人の話を聞くか、
“自分なら”その視点がとても重要です。
では。
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