新入社員?仕事を好きになればいいんではないか?
こんにちは!
会社の新人も新卒で入ってきてもう半年以上が経つと思います。
既にふるいに掛けられ、必死でしがみ付いている子達、リタイアする子達、色々出てきてると思いますが、
皆さんは新人教育というものはどの様になさっているでしょうか?
どんな業界でも言える事ですが、やはり“教育”というのは、
会社の品格に反映される、
会社の規模に反映される、
会社の繁栄に反映される、
(これ↑シャレじゃないですよ!)
大切な意味を持つものだと思います。
色々な会社で新人教育に関してアカデミー制度を導入したり、
独自の教育システムを導入したりと
新人教育には力を入れている会社が多いのではないかと思います。
例外ではなく、僕もその恩恵を受け、いち早く美容師という醍醐味を味わう事ができました。
でも、新人教育をする中でその大切なものだからこそ、真面目に考えすぎていないか?
と、ふと思う事があったんですね。
特に志の高い美容師に起きやすい新入社員との“温度差”を今感じます。
まず、僕ら会社の上司に当たる当人は少なくとも何年か仕事を続けている訳で、
仕事が好きで、目標だったり考えがあると思うんですよ。
で、仕事の楽しさにも気づき、仕事に対して思い入れがあると感じます。
しかしですよ、
その自分の気持ち、入社当初からありました?
でも意識高い人は最初からあるのかな?
僕は正直違ったんです。
なんかカッコいいなー
とか、
なんかオシャレだしなー
っていういわゆる甘い考えでした。
そういう気持ちの人からすると意識高い美容師ってなんか別次元の存在で、少し恐縮しちゃうんですよね。
次第にそのプレッシャーに押し潰され、自己嫌悪に陥る、
そして仕事の楽しさを味わう前に辞めてしまう。
という新入社員を正直何人も見てきました。
そんな中で思った事は、
“自分が意識の低い新入社員だった頃、なぜ続けられたのか?”
という事。
そう思うと僕は本当に上司に恵まれていたと感じます。
とにかく職場が楽しかったんですよね。
ただそれだけ。
そこから仕事を続けていく中で接客の楽しさや、自分の成長の楽しさ、後輩が入ってくれば教育の楽しさと、
どんどんと楽しさのレベルも上がっていった事を思い出しました。
もちろん優秀な部下を育てる事は物凄く重要です。
その為に教えて、叱って、もとても大切です。
でも、一番は僕らが楽しいと思ってる仕事を楽しいと思ってもらうことが重要なのではないかと僕は思います。
立場が上がれば上がる程、昔の気持ちは風化して忘れてしまいます。
その自分がそうだった事を忘れ、つい上から見ていないですか?
昔の自分がそうであった様に少し自分の目線を下げて新入社員の立場になって考えてみる。
そうすると僕の考えた答えってめちゃめちゃシンプルでした。
“上司が楽しかった”
ただそれだけ。
まずは毎日会社に行くのが楽しみになるような環境をつくってやって、
仕事を好きになってくれるのを一番優先すべきなのかなって、思います。
では。
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