松竹梅の原理
ランチを食べに行った。
Aコース 1500円
Bコース 2000円
Cコース 2500円
その場合、
一番人気のコースはBコースだ。
この展開方法、
あなたの店でも使えるかもしれない。
どうも、
名古屋の美容師、そして人間の研究家
亀田トオルです(`_´)ゞ
違う店では
同じコースの内容で
Aコース 1500円
Bコース 2000円
この様に2種類でメニュー展開をした。
結果はAコースの方が人気に。
メニュー展開の仕方だけで、
500円の差が出る。
なぜこの様なことになるのか?
人の性質として覚えておいた方がいいのが
『3種類の選択肢なら真ん中を』
『やるか、やらないかなら“やらない”を』
選択する性質にある。
もしも動かしたい
メインのメニューがあるとすれば、
その前後にメインに誘導するための
A案、C案を置くことで
無意識に真ん中にあるB案を
人は妥当と判断し、
B案を選択する。
例えば僕らの仕事なら、
「今日トリートメントどうしますか?」
あなたの周りにそんな聞き方を
している人はいないだろうか?
この場合は典型的な
“やるか?やらないか?”
の聞き方をしている為、
断られるケースが多い。
「トリートメントが、これとこれとこのコースあるんですがどれにしますか?」
↑この場合、もう自然とやる方向で
話が進んでいる為、
必ず打率は上がる。
うちの店のヘッドスパは3コースある。
やはり一番動くのは真ん中のコースだ。
メニューを決め、
料金を決めてお客様に勧める時、
そのメニューを
“やるかやらないか?”
よりも
“この中でどれがいいですか?”
といった聞き方の方が
遥かに打率がいい。
同じものを勧めるにも、
ちょっとした仕掛け1つで
結果は大きく変わる。
何かを勧める時、
意識して使ってみるといいかもしれない。
では。
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