上司の器

こんにちは!


先日、友人の話を聞きました。


その友人は、何度言っても理解しない部下に対してキレてしまったという事に対して話をしていました。


『ついキレてしまった、自分はまだまだ器が小さいんだなあ』


と、、


そこでふと思った事なんですが、


器が大きいとか小さいとかよく使いますけど、


そもそも器が大きいとか小さいとかって何なんでしょうか。


僕が思うに、


『自分と違た価値観の相手をどのように理解ができるのか』


という所にあると思います。


そして、それを理解した上で価値観の違う部下に対して“どう説明して納得させるか”が重要になるんですよね。


じゃあどうやって説明したら?って話ですけど、


立場の違いに触れるのが一番相手の良心に訴え掛けられるのではないかと思います。


良心に訴え掛けるというのは、反則的に絶大な効果があると思うんですがいかがでしょう?


そこで友人に、


『何回説明しても理解してくれないのって、上司として無視されてる様でめちゃめちゃヘコむんだよ』


という様な立場の違いから相手の良心に訴え掛けるんです。


そうする事で部下は『何とか理解しないと』っていう危機感が生まれるんじゃないかと思うんです。


また、部下に上司の立場を理解してもらうことが、自律的・自発的な社員を育てる基礎になると思います。


つまり、上司の立場を理解してもらわなければ、


部下はお給料をもらって、もらうものさえもらえればいいというレベルでとどまってしまうと思います。


忍耐強く継続して、時には笑いも取りながら、上司の立場を部下に納得されられる上司が


『器が大きい』


という事になるんじゃないかと思います。


しかし、間違っても上下関係の立場からの“説教”と間違えてはいけません。


多分人によって人の器の測り方って少し違うと思うんですけど、僕はそう思いました。




では。

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