相手との違いを理解して否定しない


最近、対人関係に関する相談を受ける事が多くなりました。


話を聞く中ですごく思う事があって、その問題のほとんどは結局のところ、


『価値観の違い』


この問題に尽きる気がします。


全世界の皆の価値観が同じだったら、相手とのトラブルは起こらないでしょうからね。


ただ、意志を持った人間同士である以上『価値観の違い』に関しては絶対避けて通れないです。


ただ、よくあるケースが問題は些細なただ一つの問題なのに、


どんどん趣旨から外れて、相手の人格や存在を批判する様な発言をしてしまうというのをよく耳にします。


「お前何考えてんの?」


「お前はそんなんだからいつまでもこうなんだ」


などなど、つい言ってしまいませんか?


つまり、単なる意見の食い違いだったはずがいつの間にか相手の人格の否定へと変わってしまってるというケースです。


そしてその結果、どちらかが引かないと収拾がつかくなり、


どちらかがストレスを溜め、気を使って収めないといけなくなるんです。


意見の違いはあくまで意見の違いです。


それをよーく覚えといてください。


その意見の違いを理解して解決するのが大切なんですよ。


頭を使って、人格や存在を否定する事なく冷静に意見の違いを主張するんです。


って言われても難しいんですよね。実際。


なんで、そういう時には一旦“承認”を使います。


まずは一旦相手の立場に立って相手の意見を承認するんです。


「なるほどそういう考えもあるのか、自分はこう考えてたわ」


「その気持ちめちゃ分かるわー。でもこの辺が難しい気がする。」


だと大分マイルドになりませんか?


つまり相手を承認した後で自分の意見を付け足す事で相手も聞き入れやすい体制が整う訳ですね。


これが『相手との違いを理解して否定しない』という事。


相手とのトラブルはそのほとんどがその“相手を理解”する事で解決しやすくなると僕は思いますよ。





では。

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