人生の岐路に立たされたニート


先日、旧友(男)と飲みに行ってきました。


その席での話。


彼はニート。


8年間続けていた会社で、給料もそこそこあがってきて順調な日々。


しかしある日、ふと思ったそうです。


「このまま今の職場で上司たちの様にそこそこの役職でそこそこで終わっていいのだろうか。」


そう思った彼は会社を辞める決意をしたそうです。


そして今はニート。


26歳、何かを改めて始めるには決して遅い訳ではありません。


しかし、人生の中で30歳までにある程度決めなければと考えると最後のチャンスと言えるのかもしれません。


今の自分と将来の自分とを照らし合わせて色々考える時期なんですね。



僕が見てきた中でそうやって悩んでいる人は一皮剥ける可能性が高い様に思います。


そしてこれから自分の人生を歩もうとする、チャンスを活かすために絶対必要なのが『意思決定できる事』だと考えています。


今働いている人の中で自分の人生の意思決定をしている人はどれ程いるのでしょうか。


自らニートになる事を選んだ彼は、これからやむを得ず意思決定の連続になると思います。



ただ、意思決定は一番難しいとも言えます。


なぜなら、


ゴールがない。


自問自答の繰り返し。


そのゴールの見えない、合っているのかもわからない暗闇の中で、自分なりの答えを見つけなければならないからです。


惰性のまま意思決定をせず生きていた方がどれ程楽な事か。


しかしですよ、これだけは理解して頂きたいのが、人間は強くできています。解決しない悩みはありません。


大いに悩んで自分なりの意思決定を下してその味をしめれば自分の人生を歩まずにはいられなくなると思います。


そして自分の人生を歩める様になれば自分の視点も変わり、会社でも“経営者目線”で仕事ができる様になると思います。


そういう目線で仕事に臨める人って少ないですから必然的に行動や言動も変わるし会社から必要とされます。



また、他の友人は何日も仕事に関してこのまま続けるべきか辞めるべきか悩んだ末、自身の意思決定により続ける事を決めました。


その結果、自身の視点も変わり以前よりも精力的に仕事に励めているそうです。



僕はその彼に関しては何も言わなかったですが、今のニート生活からいかにして自分なりの意思決定をするのか、見守りたいと思います。



では。

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