叱られ上手は自分の評価を上げる


こんにちは。


先日、部下からこんな話を聞きました。


上司から叱られたり、誰かから指摘を受けたりした際、その後についその相手を避けてしまうと言っていました。


実は僕も以前はそんな事があったのでものすごく共感できました。


しかし、それで避けてしまってはもったいない。


叱られた時、喧嘩をした時、人間は必ず本性が出ます。


もし、その自分の本性が筋が通って揺るがないものなら、感情の揺れがあったとしても、かえって相手が認めて、仲が深まる事って十分あります。


当たり障りのない関係がそこで崩れて相手と対面で向き合う関係へと変わる事ができるんですね。


男女の仲でも、喧嘩をして仲が深まるか、破綻してしまうかはそれが関係者するんですね。


叱られた時、いざこざがあった時、一見すると人間関係のピンチのように思えますけど、実は人間関係が深まるチャンスだと思うんです。


相手から少し興奮気味で叱られたり何か言われたら、こっちは“冷静に”全て素直に聞き入れた後に、


「ありがとうございます。」


これが結構効果的なんです。


叱られた時、叱った側は自分が叱っているっていう心理的な負い目があります。


そこで、


素直に叱られて、かつ素直に聞き入れれば評価は下がらないどころか、かえって上がるんですよ。


なぜならそれができる人ってものすごく少ないから。


よくビジネス書とか読むと『真摯に』とか『素直に』とか書いてありますけど、それが本当に実行できてる人ってどんだけいるんでしょうか。


叱られた時、指摘を受けたとき、


「いや、実はそれは」


とか、


「あんた何も分かってないな!」


って言いたくなりません?


自分の本性を磨いて『真摯に』『素直に』


「ありがとうございます。」


これが心から言えるようになればその後のわだかまりなんて無く、爽やかに聞き入れるんですよ。


って、話をしてました。



では。

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