鮎釣り名人の話


こんにちは!


名古屋の美容師、そして人間の研究家


亀田トオルです(`_´)ゞ



先日、人生の大先輩からこんな話を聞きました。


「鮎釣りの解禁日になると


全国各地から鮎を釣りに来る


釣り人達がいるんだけど、


せいぜい釣れて10本がいいとこ。


さっぱり釣れない人だっているんだよ。


その中で名人と呼ばれる人がいるんだ。


その名人はね、


釣り方が他の人達とは少し違うんだ。


まず1本釣れるまでが少し時間が掛かるんだよ。


そして1本釣れるとそれをまずさばく。


そしたらお腹の中を調べて何を食べてるのかを見るんだ。


あとはそこの鮎が好む餌を選んで釣るだけ。


ちょっとした“コツ”をつかむだけで


1日に50本は釣るからねー!


そんな話をした後、先輩は更に続けました。


「これはね、


仕事や勉強、


人生にも当てはめる事ができるんだよ。


何事も上手くいくかいかないかって


本当に少しの“コツ”に気付くかどうかなんだよ



「この前、自動車の営業マンに


この話をしたら


ピンとくるものがあったらしく、


“コツ”を体得してから


業績がグンと上がったそうなんだよ。


それは何かって言うと、


鮎釣り名人の話を聞いてから


自分の好きな車だけに絞って


それを買いたいというお客だけを相手したそうだ。


そうしたら自分の話にも熱が入るし、


長所短所もしっかり説明出来るから


クレームもなくなったんだよ。


自分が自信を持って勧められて、


そして以前よりも格段に仕事が楽しくなったそうだよ。」


その営業マンは


鮎釣り名人の『餌を絞る』という所から、


『お客を絞る』という


“コツ”を見つけ出したということですね。


確かに、


どこに注力すればいいのかが明確じゃなければ


100%の力も分散してしまって


思う様な成果は生まれません。


的を絞って100%の力を集中させる方が


当たり前ですけど成果が出るんですよね。


そんな事を分かりやすく?例えたのが鮎釣り名人の話だったんですね。




では。

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