長くやってりゃ偉いのか?
一般的に長期間その分野に携われば、
技能はより高度になっていく。
そう思われがちだ。
例えば、経験が5年の人間と、
経験が10年の人間とでは
10年の人間の方が有能だという考え方だ。
果たして本当にそれが正しいのだろうか?
どうも、
名古屋の美容師、そして人間の研究家
亀田トオルです(`_´)ゞ
実際のところ僕がみている限りでは
5年しかやってない人が10年やっている人を
追い抜く場面をよく目にする。
つまり何年やっているか?
よりもどう取り組むか?
が重要ということになる。
周知のことと思うが
ただ漫然とこなしているだけでは
技能はそれほど上がらない。
ではこの差は一体どこから生まれるのだろう?
少し考えてみると、
この差は“学習能力”が大きく関わることがわかる。
もう少し分かりやすく言えば
経験を知識に変換し、
何度も再現できるようにする技術に長けた人が、
短期間で大きな成長を遂げる。
同じ仕事をしていても、
“いつもどおりやっている人”と、
“毎回少しずつ工夫を入れている人”
とに分かれるということだ。
では経験を知識に変換するには
具体的にどうすればいいのだろうか?
実は方法はいくつかある。
・人から指摘される
人からの指摘を素直に受け入れない人は、
経験を無駄にポイ捨てしているのと同然。
なぜなら知識にはある程度の
“客観性”が求められるからだ。
あなたの経験が本当に有効なのか、
他者の経験や知識と比較し
熟考しなければならない。
・人に教える
人に対する教育は人のためだけではない。
むしろ最もメリットを得られるのは
自分自身である。
人に教えるというのは
言葉に出して伝えなければならない。
その為自然と考え、
考えたことによって頭に刷り込まれるのだ。
・メモをとる
かつて学生の頃テスト勉強といえば
ノートにひたすら書き写すことが
主流ではなかっただろうか。
経験したこと、その時思ったことを
書き留めておくことで文字に起こされ
知識に変換することができる。
間違っても自分の記憶を頼りにしてはならない。
・本を読む
本は多くの経験が言語化されている為、
人の経験を見て真似することができる。
自分の経験との違いを確認し、
経験を体系化できるため、
知識をつけるのに本は欠かせない。
人の価値は経験年数では測れない。
あなたがどれだけの感度で日々を過ごすか、
毎日の過ごし方次第で
半年も経てば大きな差がうまれることだろう。
では。
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