行動を決めるのは強い意志ではなく環境だった


子供はなかなか勉強しない。
部下はなかなか練習しない。
自分はなかなか続かない。
「よしやろう」
そうは思っても人の意思というのは
とても弱いものですぐに誘惑に負けてしまう。

どうも、
名古屋の美容師、そして人間の研究家
亀田トオルです(`_´)ゞ

以前、
「なかなか勉強しなかった子供がリビングで勉強させる様になってからしっかりできる様になった」
そう知人が言っていた。
子供部屋で1人で勉強していると、
すぐに他の誘惑に負けてしまうが
リビングは子供にとっての誘惑を
全て排除してある為、
勉強できる様になったらしい。

それと同じ様なエピソードで、
僕は約2年程前、
どっさり指定された30冊以上の本を
半年で読み切る様にと宿題をだされた。
仕事をしながらの1ヶ月5冊は正直しんどかったが
読まなければならない。
しかし家に帰るとついダラダラしてしまう為、
まっすぐ帰らずファミレスへと立ち寄って
本を読んだ。
また、夜は疲れて集中力を失い、
YouTubeやテレビを見てしまう。
だから朝はやく起きて本を読んだ。

上の2つのエピソードにはいずれも
「習慣化の成功」が含まれており、
さらにそのポイントとなるのが

強い意志で何とかしたわけではない

 というところだ。

人の意志は弱いもので、
「これをやろう」
「あれをやろう」
と思っていてもいざ始めようとすると
なかなか手に付かない。
身の回りにある誘惑に打ち勝つことは
とても難しい。
 
しかし、
それらはすべて“意思が弱い”のではなく
“環境を整えていない”だけなのだ。

ダイエットを成功させたいなら
美味しそうな食事を目の前にして
“意志”で誘惑を断つ努力をするのではなく、
美味しそうな食事を
目の前に置かない“環境”をつくればいいのだ。
 
勉強をしてからじゃなければ
自分の好きなことができないのなら
子供は勉強をする様になる。
家に帰るとダラダラしてしまうなら
家に帰らず途中でどこかに立ち寄れば
勉強できる様になる。

そういった「環境に対する工夫」が、
習慣を形作っていく。
子供にも、部下にも、自分にも
うるさく言うだけでは行動は変わらない。
むしろうるさく言われれば言われるほど
ヤル気はなくなるものだ。

環境を上手く作り、
継続するコツを掴んだ人こそ、
何事もうまくいくのかもしれない。
では。

0コメント

  • 1000 / 1000