会話が上手い人がやっていた3つの使い分け


世の中には話が上手い人がたくさんいる。
会話は人が性格する上で
欠かせないコミュニケーションツールであり、
上手であることに越したことはない。
ではどうすれば話が上手い人になれるのか?

どうも、
名古屋の美容師、そして人間の研究家
亀田トオルです(`_´)ゞ

話し上手のくだりになるとよく、
「聞き上手は話し上手」
というのを耳にする。
相手の話をよく聞き、
相手に気持ちよく喋ってもらうことが
結果的に話し上手だと思われるということだろう。
 
しかし、そこに違和感を感じることもある。
もちろん聞き上手であることは
多くのシーンにおいては重要なのだが、
必ずしもそうではない気がする。
例えば、
僕は「うんうん」と、この様に
いわゆる“聞き上手”と言われる人を前にすると
かなり話しづらい。
「観察されている?」
「何を思っているか分からない」
そう考えてしまうからかもしれない。
むしろ“話し上手”と言われる
自らアウトプットをたくさんする人の方が
すらすら会話が続くのだ。
 
最近、ある方と話をする中であることに気付いた。
実は僕が“話し上手”だと思っていた人は、
時に“聞き上手”にも転じていることだ。
つまりその方は両方を使い分けていたのだ。
 
気になりそのことに尋ねてみると
話にはいくつかのパターンがあり、
使い分けは必然だと言う。

会話の本質は、
実は“聞き上手”とか“話し上手”
という部分ではない。
両方必要で、使い分けが重要なのだ。

会話はキャッチボールに例えられる

「会話はキャッチボール」
一度は聞いたことあるのではないだろうか。
ではいい感じのキャッチボールとはどんなものか?
例えば、
子供とプロ野球選手でもキャッチボールはできる。
その時プロは子供に合わせて手加減するはずだ。
だから、話をする時も常に全力ではなく、
「手加減」が必要になる時がある。
会話でいう手加減とは、
相手がどれだけの知識レベルかをまず把握し、
それに合わせた説明を添えて話すことだ。
相手の知識レベルを無視して
専門用語を並べ、分かりもしない指数で
「ね、すごいでしょ!!」
と言ったところで相手はキョトンとするだろう。

だから、会話が面白いと感じるのは実は、
知識レベルが同じ人と話している時だ。
同じ知識レベルの人なら
手加減しなくていいから。
逆に「つまらない」そう感じるときは、
知識レベルに差があるときだと言える。

それを理解した上で、
話をする時に
“話し手”と“聞き手”を使い分けるといい。
その違いは実は3つのパターンに分けられる。

1.対等な立場の場合

お互いの知識レベルが対等であり、
さらに知識を生み出すための会話の方法だ。
その場合、“話し手”と“聞き手”のバランスは
お互いに5:5くらいが理想的だ。

2.相手が上の場合

先輩の話を聞く時、
自分からアポをとった相手と話をする時、
インプットをメインに行う時の会話の方法だ。
基本自分が聞き手に回る。
自分:相手2:8くらいが理想だ。
この会話の目的は自分が学ぶこと、
そして相手の承認欲を満たすこと。

3.自分が上の場合

相手が自分のアドバイスを求めている時、
相手が“聞き手”を得意とするタイプの時、
自分:相手8:2くらいが理想だ。
アドバイスを求めている相手に対して、
“聞き手”のスタンスをとると
相手は物足りなく感じる。
その為こちらが少し多めに
アウトプットを心掛けるといい。

会話のコツは
“聞き手”と“話し手”の使い分けが重要となる。
上記の3つのパターンをまず理解し、
使い分けてみるといろんな方と
面白いほど会話が弾むはずだ。
では。

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