真のリーダーは魅力的な○○を語れる人
真のリーダーとは
「頭がよく」「誠実であり」
「部下の話によく耳を傾け」「嘘をつかない」
そんな人でないといけない、
訳ではない。
どうも、
名古屋の美容師、そして人間の研究家
亀田トオルです(`_´)ゞ
「頭がよく」「誠実であり」
「部下の話によく耳を傾け」「嘘をつかない」
そんな上司に対する部下からの評価は高かった。
そして部下が上司に共通して持つ印象は
「いい人」という印象だった。
そんな上司と働いていて
不快になる人物はまずいない。
そしてその上司は新たなプロジェクトの
リーダーに抜擢された。
しかしその上司の率いるチームは
上手く結果を出せず、
部下の離職が重なり、
リーダーの交代を余儀なくされた。
一方、
「主張が強く」「結果に対して容赦がない」
「部下に多くの仕事を振り」「ミスを許さない」
そんな上司に対する部下の評価は賛否両論だった。
そして部下がその上司に共通して持つ印象は
「怖い人」という印象だった。
その上司もまた新たなプロジェクトの
リーダーを務めることになった。
プロジェクトのメンバーを募集したところ、
意外にもその上司を慕って有能な部下が集まった。
元々能力の高いメンバーが揃ったこともあり、
そのプロジェクトは最初想定していた結果の
2倍近い結果を叩き出した。
さて、同じチャンスに恵まれた両者だったが、
この結果の違いの本質はどこにあるのだろうか?
端的に言えば、
「いい人」であるその上司は、
リーダーシップを発揮できていなかった。
「怖い人」であるその上司は、
敵を作りつつもリーダーシップを発揮していた。
実は「怖い人」であるその上司は、
一貫して信念を貫いた。
元々その上司は仕事がデキる為、自信があった。
その強烈な自信が彼を支え、
部下や他の人の攻撃に耐ることができたのだ。
もちろんその自信故に
他者との衝突は絶えなかった。
が、一貫した姿勢故に分かりやすく、
その考えに惹かれた人たちが集まったのだ。
一方「いい人」であるその上司は、
信念よりも部下を配慮した。
「部下がこう言うから〜」
「部下に嫌われないように〜」
こういった配慮が行き過ぎ、
その上司は部下からも周りからも
「何を考えているのか分からない」
という評価を受けてしまったのだ。
では人がついていこうと思えるリーダーとは
いったいどんな人なのだろうか?
それは、
魅力的なビジョンが語れる人だ。
人は魅力的なビジョンによって結集する。
効力を持つようなビジョンを語るのは楽ではない。
難しいのは語ること自体ではなく、
あらゆる人を納得させ、
誰からも信じてもらうことだ。
歴史上のリーダー達も
このビジョンを軸に展開してきた。
実際、いつの世も
支持されるリーダーは、
魅力的なビジョンで武装している。
トランプ大統領なんかは分かりやすい。
圧倒的な敵を作りながらも圧倒的な支持も得た。
圧倒的なリーダーシップは
パワハラと紙一重かもしれない。
しかし人は常にリーダーを求める。
あなたがもしもリーダーに選任されたなら、
魅力的なビジョンを語ろう。
そこに共感した部下たちは奮起し、
強力な部隊になることだろう。
では。
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