つらいと思ったら何かが違う。仕事は頑張るな、楽に継続しろ
昔会社に属していた時、
僕は有能な新人達が
ポッキリ折れてリタイアしていく姿を
たくさん見てきた。
そしてその有能な新人達は
同じ理由を口にするのだった。
どうも、
名古屋の美容師、そして人間の研究家
亀田トオルです(`_´)ゞ
その日、入社半年の新品と飲みに行った。
その新人は期待の新人だった。
同期よりも頭ひとつ抜け出ていて野心もある。
同期の中でもリーダー的存在だった。
最初はたわいもない話をしていたが、
仕事の話になった時少しだけ顔が曇った。
「最近仕事どお?楽しい?」
『頑張るのがつらいですね〜』
「なんでつらいと感じるの?」
『全力で走り続けるのに疲れました。周りからの期待もすごく感じるんですがそれもまたプレッシャーで、そんな凄い人じゃないんですよね、自分は』
『もうやめようかと思っていましたよ』
「そうか」
「1つ聞いていい?」
『はい』
「仕事とか会社自体が嫌になったわけじゃないんだよね?」
『そうではないです』
『毎日とにかく同期の中で1番じゃないといけない、期待に応えるないといけないと努力してきましたが、これが続くと思うと、、ツライです』
真面目なヤツだ。
「頑張るのがつらいなら、努力の方向性が違うなきっと」
『どういうことですか?』
「いや、上司の立場から言わせてもらうと、みんな新人なんだから特別めちゃくちゃ頑張って欲しいとは思ってないよ」
『でも頑張らないと会社に貢献できなくないですか?』
「もちろん、でももっと大事なことは継続することだからね」
『なるほど』
「“ウサギとカメ”の話知ってる?」
『もちろんです』
「なんでウサギはカメに負けたか分かる?」
『途中で寝ちゃったんですよね、確か』
「そう、あの物語すごい分かりやすいんだけど、ウサギは才能があるから短期的に成果を出せた。でも継続力がなかったから途中で寝てしまった。その間にコツコツ継続したカメが勝ったんだよね」
「才能に恵まれてるのはいいことだし、野心があるのも凄いこと。でも、それ以上に大事なのはとにかく無理なく続けることだと思うけどね〜」
『確かに』
短期的な成果をあげるだけでは
本当の努力とはいえない。
本当の努力とは、
ずっと続けられる工夫をし、
無理なく楽に継続することだ。
才能×努力=成果
何かの本に書いてあった。
有能で野心のある新人は
時に成果を早く求め過ぎる傾向にある。
そしてトップランナーのプレッシャーは
計り知れない。
有能な新人を持つ上司は、
このことを考慮しておく必要が
あるのかもしれない。
では。
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