頭を鍛える方法


「すぐに頭の良くなる方法ってありませんか?」
はい、ありません。
身体能力同様、頭の良さとは
才能と努力によって得られるものだ。
ではどうすれば頭が良くなるのか?

どうも、
名古屋の美容師、そして人間の研究家
亀田トオルです(`_´)ゞ

逆に言えば頭の良さとは才能だけではない為、
適切なトレーニングと、
ある程度の時間さえかければ、
それなりの結果を出せる様になる。
 
“頭を鍛える”というと、
一般的に学校の勉強の印象が強いためか、
拒絶反応を示す方も多くいる。
一方でスポーツが好きな人は多くいる。
実は頭を鍛えることは、
スポーツをすることと同様、
「疲れるけど楽しい」
というなんとも不思議な感覚がある。
言ってしまえば勉強にハマる人は
スポーツにハマる人と同じ感覚なのだ。

ここ数年、
クイズ番組が増え、
林修さんやカズレーザーなど、
頭のいいタレントが引っ張りだこだ。
それだけ今の世の中のトレンドが
“頭の良さ”にフォーカスされていることが分かる。
 
そして頭のいい人の本質は、
「考えることの楽しさ」
を知っているところにある。

頭のいい人は考えること自体が好きな為、
ますます頭が良くなる。
仕事が楽しいのも、
作品を作るのが楽しいのも、
考えることが楽しいのも、
身体を動かすのが楽しいのと全く一緒なのだ。

だから、

どうしたら頭が良くなるのか?

を考えるよりも、

頭を使うことが楽しい

と感じるような体験を追い求めるほうが、
遥かに頭を鍛えることに対して有効だ。
 
ではどうしたら
頭を使うことが楽しいと思えるか?

まずは

知識を増やすことだ。

知識は頭脳を鍛えることの最初の一歩、
思考の出発点、
料理でいう素材のようなものだ。
 
例えば、美術館に行って一枚の絵を見るとする。
何も知識がない場合、
その絵を見ても楽しめる要素があまり多くない為、
色、陰影、距離感、曲線など、
そういった視覚的情報だけでしか楽しめない。
 
では上に加えて
画家の背景を知った上で見たらどうか?
・画家の頃の時代背景
・画家の恋人との関係
・画家の人間性
ただ見るだけと違い、
はるかに豊かな楽しみ方ができるはずだ。
それが知識を増やすことで得られる
楽しみである。

知識を得ると次にできる楽しみが

統制感だ。

もっと簡単に言えば
ものごとをコントロールする感覚である。
人間はコントロールへの情熱を強く持っている。
もっと言えば多くの場面で支配されている。
 
この“統制感”を得る体験を一度得てしまえば、
人は知識に貪欲になり、
ますます頭を鍛えることにハマる。

例えば、
子供はずっと同じ本や動画を飽きずに見る。
大人にとっては
「飽きないのか?」
と思うほどずっと見るものだ。
しかし、実は子どもたちは
「自分の予想の範囲内で起きること」
を楽しんでいるのだ。
「次はこれがくるぞ〜、くるぞ〜、、きたー!」
それが統制感というやつだ。

人間は
知識を記憶し、
その情報をもとに思考することによって
さらに知識を生み出す。

結局のところ今回難しく言っていたのは、
とにかくたくさんインプットをし、
さらに自分の中でそれらを煮詰めて、
アウトプットして確かめる。
というよく聞く様な話だ。
 
そういった知的な遊びの中で、
頭が鍛えられていくのだ。
では。
 

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