私は何も悪くない、悪いのは全部アイツです。
仕事をしていると、
私は何も悪くない、悪いのは全部アイツです。
と言わんばかりに
自分の弁護をする人とよく出会う。
今日はそんな人の話だ。
どうも、
名古屋の美容師、そして人間の研究家
亀田トオルです(`_´)ゞ
例えば、
職場で何か問題が起きたり、
上手くいかないことがあった時に、
何より先に「私は悪くないですよ」と
主張するタイプの人だ。
あなたも思い当たる人が
何人かいるのではないだろうか。
例えばこんな人がいた。
上司から
「今度のキャンペーンについてまとめてくれ」
と言われ、
その人はキャンペーン案をまとめてきた。
その案について
上司からいくつか気になるところを意見されると、
「指示通りにやったのですが、ここは変えたほうが良いということですか?」
と返していた。
またこんな場面も目にした。
頼まれていた仕事の期限当日、
「すみません、○○さんに他の仕事を頼まれてしまい、そっちを優先しろとのことだったので結局やり切れませんでした」
と言っていた。
上の2つに共通するのは、
「指示通りやりました」
「仕事を頼まれたので」
と、“私は悪くない、他が悪い”
という考え方が全面にでていることだ。
しかし、
そう言った人たちはどのようにして
そのクセを身に付けるのだろうか?
詳しいことは分からないが、
「お前が自分でやったんだから責任を取れ」
そう言われたトラウマがあったのかもしれない。
もしくは、
「自分の非を認めたら負け、絶対に認めるな」
という教育を受けてきたのかもしれない。
もしかするとこういった人たちも
被害者なのかもしれない。
しかし周りはもはや
その人に安心して仕事を頼めなくなっている。
あなたがもしそのような部下を持ったとしたら、
何か指摘をする時には、
「あなたのせいではないですが」
と必ず付け加える必要がある。
彼らのプライドを傷つけないことが
最重要課題となるからだ。
人のプライドは時に
自分の知らないところで
自身をむしばんでいることがある。
今は素直なあなたでも、
もしかするとプライドに支配される時が
くるかもしれない。
私は何も悪くない、
悪いのは全部アイツです。
自分の口から出ていないだろうか。
常に注意が必要だ。
では。
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