いつもイライラしてたMさんの末路


僕の友人にMさんという人いる。
僕の知るMさんは部下から慕われる上司だ。
上司には言いにくい悩みも
こっそりMさんにだけ相談しにいく。
そんなタイプの上司だった。
そしてそんなMさんと1年ぶりに
再会した時の話だ。

どうも、
名古屋の美容師、そして人間の研究家
亀田トオルです(`_´)ゞ

約1年前彼は店長になっていた。
そして再会した時彼は1つの壁に直面していた。
「最近どう?店長は板についてきた?」
『いや、思った以上に店長は難しいね』
「ほう、なんで?」
『ひと言で言えばかなりイライラすることが多い』
珍しい、どちらかと言うと
イライラしている上司を見て
一緒にdisっていた立場だったのに。
ひとまず更に聞いてみる。

イライラする原因は以下の様なものだった。
『自分は店の売り上げを必死に考える、でも部下を見ると能天気、その意識の温度差にイライラする』
『暇な日に自分はやる事を見つけるのにただ喋っているだけの部下にイライラする』
『練習に対してのモチベーションのムラが見えるとイライラする』

『いや、前はそんなことなかったんだけどね。緩い先輩だったというか、もっと部下と一緒の目線にいれたんだけど最近ではめっきり部下との壁を感じるよ。上に立つっていうのはこういうもんなのかなーって自己嫌悪に陥るね』
『極め付けは部下が一気に2人辞めたいと言ってきた。これは流石にこたえたね、今までは辞めたいっていう話を相談される側だったのに自分が知らない間に話が進んで辞めたいって旨だけ伝えられた』
「それはこたえるね」
『店を良くしないとっていう責任感だと思うんだけど、それに飲み込まれるときっとイライラが生まれてくるんだよね、なんでもそうだけど“余裕”って大事なんだとつくづく反省したよ』

あなたももしかしたら部下に
イライラしているかもしれない。
又はもしかしたらあなたの上司に
いつもイライラしているヤツがいるかもしれない。
イライラの根源は人や立場によって様々だ。
しかしそのイライラしている姿に
周りは気づいている。
気づかれていないと思っているのは自分だけだ。

イライラしている人は、
知らない間に周りとの壁を作っている。
イライラしている人に誰も本音は話さない。
機嫌を損ねない様に建て前でしか話さないからだ。
そして自分が上に立った時、
それを誰も教えてはくれない。

あなたはイライラに飲み込まれて
「裸の王様」になっていないだろうか?
常に自身を振り返る余裕を持っていたいものだ。

では。

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