仕事がデキる新人の話


仕事がデキるとは、
「ふった仕事のレスポンスが早い」
「状況判断能力が高い」
「気が使える」
等、様々で仕事がデキるとはこれだ!
と断言は出来ない。
しかし今回出会ったデキる新人には
正直、期待せざるを得ない。
今日はそんな話である。

どうも、
名古屋の美容師、そして人間の研究家
亀田トオルです(`_´)ゞ

それは店のミーティングでの話。
テーマは新たに始まるキャンペーンについて。
今回は僕が進行役を務めた。
一通り説明を終え、
僕は周りに意見を求めた。
「何かこのキャンペーンに関して意見はありますか?
案の定その場は沈黙が続いた。
2.3分が経った頃、
ある部下がそろそろと話し始めた。
まだ下から数えた方が早い若手アシスタントだ。
彼女の考えた案ついて話した。
しかし、周りの反応は今一だった。
苦笑いと共にすかさず他者からは
「キャンペーンとしてやった後のメリットも考えないとダメだよね。」
「問題点が多いからこのままでは現実的ではないよね。」
等の批判が飛び交った。
しかし、僕は彼女の案に関心しました。
「めちゃいい!その案を広げてったら面白そう!!」
多分周りからしたら
「何言ってんだ?」
と思われたことだろう。
何故なら彼女の案は誰から見ても
あまり現実味の無い案だったからだ。

ではなぜ僕が
「めちゃいい!その案を広げてったら面白そう!!」
と彼女を評価したのか。

別に皆に責められて
可哀想だったから同情したとかではない。
何よりも
“最初に案を出した”
というところを評価すべきだということだ。
実際、彼女の最初の案が出てからは
皆の意見が飛び交っていた。
出した案の内容はどうでもよくて、
僕は“最初に案を出した”ということを
評価すべきだと感じた。
批判はだれでもできる。
しかし最初に案を出すのは勇気もいるし、
最初に案を出すのだからそれなりに
ゼロの状態から考えて
発言しなければならない。
だからこそ最初に案を出した人を
評価するのは当然のことだろう。

僕が入社して間もない頃は
完全に影から傍観するだけの社員だった。
それと比べたら今回の彼女は
遥かに仕事のデキる新人だ。
そんな彼女には正直、期待せざるを得ない。

では。

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