「やればできる子」の正体はこれだった。


僕が小学生だった当時、
通知表のコメント欄にはいつも

「やればできる子」

そう書かれていた。
そして僕はその「やればできる子」というのに
かなりの人生すがって生きてきたのだった。

どうも、
名古屋の美容師、そして人間の研究家
亀田トオルです(`_´)ゞ

『器用貧乏』
当時の僕にはこの言葉がしっくりくる。
そして先ほど挙げた「やればできる子」も
同じ様な部類に入る。
恐らく通知表をつけていた担任の先生は
「能力はあるのに勿体無いね〜」
「もう少し頑張ったらいいのに」
こういった印象を持っての
コメントだったのだろう。

ではまず「やればできる子」の特徴を見てみよう。

・能力はあるのに執着心がない

・負けず嫌いではない

・好き嫌いが少ない

・周りから仕事をお願いされやすい

・出来ないのではなく、やらない


この様なところだろう。
あなたは幾つか当てはまる項目はあっただろうか?
体感的にだが、いわゆる“悟り世代”には
この「やればできる子」や「器用貧乏」
多い様に感じる。

ではなぜこの様な人たちは
「やればできる子」であって
実際にはやらないのだろうか?
結論から言おう、それは

自分の無能さを実感したくないからだ。

人間はだれでも自分を無能だと思いたくない。
だから人のせいにするし、
環境のせいにするし、
時期のせいにする。
つまり自尊心というやつだ。

「自分は無能ではない、ただやってないだけだ」
そう思いたいのである。
「やればできる子」は70点を取るのは
割とすぐにできる。
しかし問題はその後である。
70点から100点までは
成長スピードが一気に鈍くなる。
なかなか上手く出来ない自分の無能さと
対峙しなければならない為、
自尊心をコントロールする必要があるのだ。
それを上手くコントロール出来る人達が
いわゆる“ストイックな人達”である。

もちろんどちらが優れているとか
そういう話ではない。
しかし今の僕から見ると過去の僕、
つまり「やれば出来る子」「器用貧乏」は
かなり時間と労力を浪費していた。
なぜかというと0〜70点を
ひたすら取っ替え引っ替え行い続けるからだ。
70点くらいまでいくと
努力が必要となる為飽きてしまう。
で、次に何か70点まで楽しめるものを探す。
趣味も仕事も勉強もダイエットも、
全てこのルーティンである。
いつまで経っても満たされることはない。

さてあなたはどんなタイプの人間だろうか?
今回は「やればできる子」のことを
少し悪く書いたが別にそれが悪いわけではない。
自分のタイプを知った上でどう行動するのか、
選択するのはあなた次第だ。
では。

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