世の中は裏の仕組みを知っているヤツが得をする。
“裏の仕組みを知っている人”と
“表のルールしか知らない人”の間で
圧倒的な差がつくのが世の中である。
どうも、
名古屋の美容師、そして人間の研究家
亀田トオルです(`_´)ゞ
裏の仕組みを知っている人は常に有利に事を運び、
裏の仕組みを知らない人は
表に見えるルールだけを愚直に守って損をする。
例えば、
会社の人事評価ではどうだろう?
「どうすればもっと評価されますか?」
新人は上司に聞く。
すると上司は次のように答える。
「ウチは積極的に練習に取り組む姿勢と人に気配りができるかそんな人を評価するかな」
などといったルールの説明を受け、
“ウチの評価の本質”を知った気になる。
ということでその新人は技術を磨き、
積極的にセミナーにも行った。
また、意欲がある(ように見せる)ことも
大事だと感じあいさつをしっかりしたし、
人より質問も多くした。
そしてその結果、
期待した評価が得られるのか?
というと、
結果的には同期と比べてあまり変わらなかった。
「こんなに努力したのに何で?」
という不満が溜まった。
そして、
「頑張っても同じじゃないか」
と、やる気を徐々に失い、
なんとなく平凡に働くようになっていった。
これが“表のルール”は知っているが
“裏の仕組み”を知らない人の典型例だ。
さて、仕組みを知っていると、
上の人とは別の発想になる。
例えば、
「どうすればもっと評価されますか?」
新人は上司に聞く。
すると上司は次のように答える。
「ウチは積極的に練習に取り組む姿勢と人に気配りができるかそんな人を評価するかな」
などといったルールの説明を受けた。
しかし彼は
「とはいえ説明されたルールはあくまでも建前だ。実際はそうではない」
そう考えた。
『実際にはこんな人達が評価されている』と。
・「能力が高い」とみなされる人は評価者である上司と長い間一緒に働いている人になりやすい
・積極性は会社にいる時間の長さで測られる
・「最終的に幹部同士での評価の調整が入るから、評価してくれる上司に力がないと結局いい評価にはならない」ということを見抜いていた(実際、そうだった)
だから彼は“自分の評価を上げるため”こう考えた。
・評価者である上司の下につく
・会社に長時間いるように見せる(上司が休みがちなところでまとめて休みを取る)
・発言権があり会社の中心となっている上司の下で働く
かくして彼は、
同期の中で頭一つ出た出世を果たしたのだった。
どんな組織にも“表のルール”には
最低限知っておくべきことしか書かれていない。
重要なのは、
「だれがルールを決めたのか」
「なぜこのルールが存在するのか」
「まだルールの存在しない領域はあるか」
という“裏側の仕組み”を考え、
うまく立ち回ることだ。
世の中には様々なルールが存在するが、
殆どの人は“裏側の仕組み”には興味を持たない。
法律やお金や常識も結局は
人間が勝手に定めたルールにすぎない。
だからこそ“裏の仕組みを知っている人”は
様々な場面で上手く立ち回る。
見方によってはかなり腹黒い内容ではあるが、
あなたの人生が搾取されないためにも
ルールの背後にある仕組み、
つまりその成立の過程を理解しなければならない。
逆に言えば頭のいいヤツは
無知な人を狙い、操ろうとする。
正確な知識を得るための勉強が必要なのは、
そのためなのだ。
では。
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