自慢話には沢山の情報がつまっていた
人間は自慢話をするのが大好きだ。
聞き手としては
「ああ、また始まったよ」
というのが本音ではないだろうか。
しかし実は自慢話の中には
沢山の情報が詰まっていた。
どうも、
名古屋の美容師、そして人間の研究家
亀田トオルです(`_´)ゞ
僕の経験上、
自慢話をするのが嫌いという人は
あまり聞いたことがない。
自慢話が嫌いというなら、
周りからの目や
体裁が気になっての
「嫌い」という部分ではないだろうか。
しかし、少し考えてみると
自慢話は悪いことばかりとも言えない。
自慢からはその人の価値観がわかるからだ。
その人が人生で何に重きを置いているのか、
何に価値を感じるのか、
そういった情報を得るには、
自慢話は最適だということだ。
相手の本音をいち早く聞き出すには
相手に自慢させれば
相手を理解する近道となる。
無条件で人に話したくなること、
つまり、
相手が最も興味のあることの
可能性が高いからだからだ。
また、
自分に向けて自慢をしてくれるのは、
信頼の証でもある。
普段そんなことを言わないような人が、
自分に向けて自慢をしてくれるのは、
少なくともこの人なら
聞いてくれるだろうという
信頼がなければ自慢はしない。
見るからに興味なさそうに聞く相手には
自慢話はしないのだ。
ましてや相手に対して壁を作っていたら
自慢話なんてするはずもない。
自慢話ばかりする人は、
言い換えれば
とても素直な人だといえる。
自慢話は相手を知る
一番ストレートな情報収集手段だ。
「相手の好きなものは自慢話から分かる」
「相手の大切なものは自慢話から分かる」
相手を知る術としては自慢話は
とても参考になる。
いわば、
『自慢話は情報の宝石箱』
なのだ。
自慢話をされるとうんざりする人は多い。
しかし物事は
やはり捉え方次第なのかもしれない。
では。
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