人望を集める上司と集められない上司の違いとは。
一人で成果を上げることと、
部下をまとめる管理職の仕事はまるで違う。
それまでは順調にキャリアを伸ばし、
成績を上げてきた一流プレーヤーが、
管理職になった途端に
頭打ちするケースはよくある。
それは、管理職になると求められるスキルが
180度変わるからだ。
ではどんなスキルが求められるのか?
どうも、
名古屋の美容師、そして人間の研究家
亀田トオルです(`_´)ゞ
管理職になると、
具体的にどんなスキルが求められるのか?
一言で言えばそれは
「チーム全体の成果をあげること」
だと言える。
そして、一般的に管理職になると、
次の3パターンに分かれる。
1.自分で全部やる管理職
2.部下を怒り、動かそうとする管理職
3.部下に自主的に動いてもらおうとする管理職
1のパターン
これはそれまでプレーヤーとして
やってきたことと何も変わらない。
この環境下では部下は育たない。
それに、自分が全てやる為、
手柄の全ては上司にある。
だから部下のやる気は下がる。
2のパターン
これは管理職では多くいる。
常に管理の目を光らせ、
部下に対して怒り、
恐怖によって人を動かす。
怒られて動く人は
そのうち疲れ切ってしまい、
結果、離職率は高まり
ある程度の所で頭打ちする。
そういった管理職の周りには
Yesマンが集まり、
独裁化が進む。
ただ、これは永くは持たない。
5年、6年と続いていくうちに
内部から崩れていく。
3のパターン
3に当たる管理職のキーワードは「人望」にある。
人望がある管理職は、
「この人の為なら」と人が働く。
その点においては、
対、「人」という部分で
時代の変化に左右されにくい。
とは言っても「人望」とは具体的に何なのか?
人望とは、一言で言えば部下に対する
「関心」
だと言える。
上司が人望を集める行動は、
部下に対しての関心からくる。
部下への関心は行動や言動の端々に出る。
上司の関心の有無によって、
部下の気分も上下する。
子供なんかは特に分かりやすい。
親が自分の方への関心が薄らいだのを
察知すると機嫌を崩す。
上司と部下の関係も全く同じ。
部下に無関心というのは
上司として致命的だと言える。
仕事を自分でやってしまう上司も、
恐怖で人を支配する上司も、
本質的に部下に興味がない。
興味の対象は業績と自分にある。
人望の本質は
「部下に関心があるか」
というというところにある。
逆に、人に関心のない人は
いくら仕事ができても、
部下が自主的に動きたいとは思わない。
人望を得る方法はテクニックではない。
いかに部下に関心を持って
接することが出来るのか。
本質的に人に興味のない上司は、
人を惹きつけることはできない。
「部下にに関心を持つ」
シンプルだけどなかなか出来ない、
管理職としての大切なスキルだと
言えるのではないだろうか。
では。
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