上司から学んだ“人間力”のヒント
世の中には
部下からも、上司からも、お客様からも、
誰からでも好かれる人がいる。
僕が以前働いていた職場にもそんな上司がいた。
その人に対してみんなは
「人間力がありますからねー」
そう言う。
その皆が言う“人間力”とは一体何なのか?
今日はそこを考えていく。
どうも、
名古屋の美容師、そして人間の研究家
亀田トオルです(`_´)ゞ
その人は部下の悩みを聞いて
「うんうん、辛いよねー」
一緒に悩んで泣いていた。
お客様の苦労話を聞いて
「えー、辛いです」
また一緒に泣いていた。
冷静な立場から見ていると、
その人はかなり感情的で、
あまり感情が表に出ない僕からすると
対照的な人だった。
時には、
「え?そんなに踏み込むの?」
と思う様なこともあった。
でも最終的には皆その人に心を開いている。
もしかしたら、
“人間力”のヒントは
そこに隠されているのかもしれない。
上を見る限りでは
相手の感情に移入して、
心の痛みがわかる人なのかもしれない。
人の気持ちと向き合うことは、
実は簡単なことではない。
人は基本的には自分が可愛いし、
自分が得をしたい。
楽しい感情移入ならまだしも、
苦しい、悲しい感情移入はあまりしたくない。
そういった損得感情を抜きにして、
相手のことを本当に思う気持ちが
その人にはあったのだろう。
それは部下に対しても、
上司に対しても、
お客様に対しても、
全てに言えることだ。
仕事をしていれば、
必ず人と関わることになる。
ふとした時に、
誰かのこころの痛みや苦しみに
触れることがある。
そんな時、もしかしたら
人間の本性が出るかもしれない。
たとえ自分が苦しくなるかもしれなくても、
人の心の痛みがわかるか?
そこに“人間力”が出るのかもしれない。
では。
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