正しいのは分かりました、でもやりません。
組織を運営する上で、
『理論的に物事を考えられるか?』
というのは重要なポイントとなる。
感情的に物事を考えると、
物事を客観視することができない為、
正しい判断を下しにくい。
ただ、“論理的”というだけで即デキる人なのか?
と言えばそうとは限らない。
どうも、
名古屋の美容師、そして人間の研究家
亀田トオルです(`_´)ゞ
組織を運営する上で
“理論”は強い武器になる反面、
それだけではデキる人とは限らない。
理論というのは、
誰にでも分かりやすく説明する目的や、
全てに共通する法則性を
見つける目的としては、
物凄く有効なツールだ。
つまり、
限りなく正しいであろうことを
うまく人に伝える為には物凄く使える。
ただ、これだけでは
“人の心を動かす”ことはできない。
人が話をしたいのは、
「正しいかどうか」ではなく、
「自分の問題の解決」にあるからだ。
例えば、
「彼とケンカした」
という相談であれば、
ここで理論的に解決するのであれば
「どっちが悪い、悪くない」
という議論をしたくなるかもしれない。
ましてや話を聞くと
「いや、それはアナタがもうちょっとさ」
と思うかもしれない。
ただ、恐らく相談者は
「どっちが悪い、悪くない」
はどうでもいいはずだ。
解決したいのは
“自分が問題としていること”
だから、恐らくそこで
理論的に話したとしても
何も問題の解決にはならない。
こと仕事においても、
たくさんの意見やアイデアの中で
理論的にまず物事を見る。
そして、そこから
違った意見に対して
『なぜ、その様な意見に至ったのか?』
相手の意図を探っていく。
それらを総合的に考えた上で、
判断を下せるかが
おおきな差となる。
正論だけでは
人の心は動かない。
まずは相手の気持ちを理解して、
どうすれば納得してくれるかを
探ることができる人こそ、
本当のデキる人なのではないだろうか。
では。
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