本を読めば仕事がデキるようになるのか?
僕がこれまでに見てきた仕事のデキる人たちは、
多くの割合で本を読んでいた。
仕事がデキる様になることと、
本を読むことに何のつながりがあるのか?
今日はそこを考えていく。
どうも、
名古屋の美容師、そして人間の研究家
亀田トオルです(`_´)ゞ
なぜデキる人たちの多くは
本を読んでいるのか?
本の知識が身につくから?
それもあるかもしれない。
しかし、
どうやら本を読むことだけでは
デキる様にはならないらしい。
むしろ
“ある程度デキてきた人”が本を読むから
その人の身になる。
どういうことかというと、
大人の読む本は、
子供の頃読んだ教科書とは違い、
自分が経験的に知りかけていることを
“整理するために読む”
という効果が大きい。
教科書の様に全く新しい知識を
入れるだけでは
ただの暗記で終わってしまう。
経験の中で学んだことは、
感覚的で荒削りだ。
それを本によって
知識として落とし込む。
そうすることで応用の範囲が更に広がる。
だから、
自分の今の立場や経験によって
響く本は変わってくる。
人に薦められた本がイマイチだったり、
久々に読んでみた本が
意外にもヒットしたり、
目に留まる本のタイトルが
変化するのはその為だ。
入社一年目の新入社員が、
アドラー心理学や
ドラッカーの本を読んで知識を付けろ
と言われても
恐らくそれには無理がある。
まずは経験をベースに考える。
新人にはヤル気の種を開花させる
啓発本なんかがいいかもしれない。
部下を持って教育について
少し知識が付いてきたら
教育についての本もいいかもしれない。
マネジメントをする様になれば
マネジメントの本がいいかもしれない。
経験したこともない様なことは
あまり響きにくい。
まずは経験。
経験を積んで
知識が断片的に生まれてきた時、
本を読んで知識として完成させるといい。
今のあなたに合った本は変わる。
それは常にあなたの経験が
変わっているからなのかもしれない。
では。
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