我慢が楽しくて仕方ありません。


最近だと、
嫌なら辞めてしまえという風潮が目立つ。
僕もどちらかというとそちら派だ。

どうも、
名古屋の美容師、そして人間の研究家
亀田トオルです(`_´)ゞ

自分の気持ちが乗らないものを
無理にする必要はない。
気の乗らないことを
無理矢理やったとしても
良いパフォーマンスは見込めない。
自分のやりたいこと、
得意なことを積極的にやるべきだと思う。
ただ、耐えることに対して
完全にネガティブなイメージを持つのは
少し勿体無い。

現状に耐えることの本質は、
セルフコントロールであり、
自分を理性でコントロールして、
感情に支配されない様に
抑制する行為だと言える。
 
実際、耐えることを
上手く楽しむことは出来る。
耐えることを楽しむというのは、
原因を何と考えるかによって変わる。
他人から抑圧されて耐えるのか、
自分のコントロール下で耐えるのか。
実はこの2つで、質が全く変わってくる。

さらに詳しく説明すれば、
「人に言われたから」
耐えなければならない、
我慢しなければならない
だと長く耐えられない。
その気持ちの先にはストレスがあり、
最終的に無力感に繋がる。

逆に、
「自分で選んだこと」
に変えられればストレスではなくなる。
自分で選んだことであれば
当然ヤル気も変わり、
耐えることを楽しめる様になる。

「じゃあ自分で選んだこと」にする為に
どうしたら良いのか?
その為にはまず「やれること」
を探すことから始まる。
人からの抑圧の中にあっても、
ほんの少しでも
何かを「自分の意志」で行えれば、
今度はそこから達成感が生まれる。
達成感は自信を生み、
さらに「やれること」の限界を広げる。
そうやって人は成長する。
 
ネガティブな環境の中で、
「無力感」で潰れてしまうか、
「自制」によって楽しさを見出すのか、
同じ環境下でも双方で大きな差となる。
肝心なときに耐えることを
覚えることが出来なければ能力の向上が
ストップしてしまう。
耐えた後には必ず爆発的な成長が訪れる。
その味をしめた人は
更に耐えることを楽しめる。
結果を出している人達は、
能力が高いからではなく
逆境の中で、
「やれること」を探すことができるかどうか
 
が大きな分かれ道となる。

社会の中で生きていると、
必ずネガティブな環境に直面する。
そのネガティブに直面した時、
「やれること」を探せるかどうかが
その先の分かれ道となる。

もしも今、耐えている最中の人がいれば、
「とにかく耐えなければ」
と我慢するのではなく、
今とりあえずやれること、
その中に逆境を乗り越えるヒントが
隠されているかもしれない。
では。

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