アドバイスしたのにまるで意味がありません。


あなたは相談を受けた。
そしてあなたは
「こうした方がいいんじゃない?」
「これやってみたら?」
そんなアドバイスをするかもしれない。
そして数日後、相手はどうだろう?
実際に相手は
アドバイスを実行しているだろうか?

どうも、
名古屋の美容師、そして人間の研究家
亀田トオルです(`_´)ゞ

上の様な状況の場合、
恐らく相談に来た人は
アドバイスを実行していないことが多い。
実際にあなたも経験があるかもしれない。
なぜ親身になって
アドバイスをしているのに
相手はそれを実行していないのか?
実はそれは不思議なことでもなんでもない。
ごく当たり前のことである。

そもそも、
人はなぜ誰かに相談をするのか?
それを考えると答えが見えてくる。
それは、
「不安を取り除くため」
「安心するため」
「共感を得るため」
その意味合いが大きい。
つまり、アドバイスをもらうことが
本当の目的ではない。
その証拠に、
おそらくそういう人は
色んな人に同じ相談をするケースが多い。
色んな人に話をして、
「大変だったねー」
「ツライねー」
そうやって共感してもらいたい欲求を
満たしたいだけだ。
だから、その人の中では
1.相談する
2.共感してもらう
3.アドバイスをもらう
4.実行する
この4ステップで言うなら
2でもう既に解決している。
だから、3のアドバイスは
もはや必要としていないというわけだ。

女子会なんかだと分かりやすい。
大抵1.2の繰り返しでできている。
「わかるわかる〜〜でさ、」
人の相談に乗ることは
この女子会にとてもよく似ている。

自分の中で結論が決まっていたとしても、
すぐに相手に教えるんじゃなくて
ネットリネットリ
1.2を繰り返しながら
横滑りさせながら
答えの方へと誘導していく。
それでやっと相手が答えを見つけた時、
そこに糸口があるかもしれない。
それでも何度も繰り返して
変われるかどうかだ。

自分が解決しようとしてはしてはいけない。
解決するのは本人だからだ。
相談に乗るということは、
相手の不安を取り除ければ
それだけで十分なのかもしれない。
では。

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