人材育成ってなんですか?


よく僕のブログでも書いているが
人を育てることは難しい。
そしておそらく人を育てるのに正解はない。
優しい育て方もあれば
厳しい育て方もある。
それは全て間違いではない。
今日はまた少し違った観点で
人材育成を見ていく。

どうも、
名古屋の美容師、そして人間の研究家
亀田トオルです(`_´)ゞ

人材育成というと、
カリキュラム、
OJT、OFFJT、
教育マニュアルなどが挙げられる。
これらは基本的に
こちらが“教える”ことに
重きを置いていることが多い。
 
逆に相手が“学ぶ”ことに着目してみると
どうだろう?
例えば、
あなたもマスターしている
『日本語』
これは教わらなくても勝手に学んだはずだ。
そこを中心に考えてみる。
 
つまり、

どうしたら相手は学ぶのか?

を中心に考えるとどうなるか?
これはマーケティングと同じだ。
マーケティングとは
マーケット、つまりお客様が
何を求めているかを知ること。

“学ぶ”ことを中心に考えてみると
人材育成の見え方が
変わってくるかもしれない。
例えば、
「自ら考えること」
を教えようと思った時、
どうやって教えたらいいでしょうか?
研修やマニュアルを
充実させることが一般的かもしれない。
ただ、それでは自分で考えるとは
なかなか身に付かない。
ただ教えるだけではなかなか学べない。

人によってはライバルがいて、
相手に勝とうとすることから
自ら考えることを学ぶかもしれない。

また、
苦手な上司をいかに攻略するか、
考えることを通じて学ぶかもしれない。

つまり人材育成の本質は、
相手がどこで学ぶのか、
こちらではコントロールができない
ということかもしれない。
同じことを教えたつもりでも、
受ける側によって捉え方はそれぞれ違う。

と、考えると
例え教えたとしても、
相手が学びたくなければ何も変わらない。
いかに相手が学びたくなる状況を作るかが
人材育成のポイントとなる。
ただ、それがいつ起こるかは
タイミング次第で予想がつかない。

「どれだけ教えたら分かるんだ?」
「もっと自分で考えろ」
そんなことを言いたくなることが
あるかもしれない。
ただ、どれだけ教えても、
何を学ぶかはその相手にも分からない。
 
もしかしたら人材育成の上手い人は
どのような状況を与えれば相手が学ぶか?

を常に考えられる人なのかもしれない。
では。

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