部下に聞く上司
仕事をする上で、
能力の成長を求める人は多い。
だからセミナーへ行くし勉強する。
しかし、どうしたら成長できるのか、
その方法を知ってる人は多分少ない。
どうも、
名古屋の美容師、そして人間の研究家
亀田トオルです(`_´)ゞ
もちろん僕自身も
「どうすれば成長できるのか?」
という質問に、
的確に答えられる自信はない。
だから成長に必要なヒントを
いつもさがしている。
そんなある日、
友人から少し変わった
新人を大きく成長させる
教育の仕方を聞いた。
思わず目からウロコがこぼれ落ちたのだった。
それはこんな内容だった。
彼は、まず新人と話をする量を重視した。
話の量がそのまま
新人の成長に比例すると言う。
「話の量が多ければ新人の成長率は高く、話の量が少ないほど新人の成長率は低い」
この様な感じだ。
「そんな単純な話?」
それを聞いて、
正直僕は拍子抜けしてしまった。
続けて彼は説明した。
もちろんただ世間話をする訳ではない。
皆と同じ様に部下を教え、指導する。
ただ、普通と違う所は、
部下を教えたら
今度は部下から自分自身の
働きぶりについて
感想をもらう。
つまり、
先輩も後輩から学んでいる。
その分の話をする時間が多いと言う事。
「なるほど、それは僕もやってなかった」
部下に感想をもらう事の本質は、
単に上司自身の成長が目的ではない。
上司自身が学ぶ姿勢も含め、部下に教えている
ということなのだ。
やるべきことは教わっても、
学ぶ姿勢はなかなか
教わることの出来ない部分だと思う。
「あの子は素直に聞ける子、聞けない子」
相手の責任にしていないただろうか?
教わる姿勢を
上司が背中を見せて伝えるのだ。
どれだけ上司が教えても肝心の本人が
教わる姿勢を身につけていなければ
自立することは出来ない。
人として、社会人として、
自立をすれば物の見方や考え方が
180度変わる。
教わる姿勢を
部下が目にしているのか、いないのか
その差は非常に大きい。
では。
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